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香川県不動産コンサルティングマスター研究会20周年記念講演会
2月5日、高松市林町のサンメッセ香川2階大会議室で、標題の記念講演が行われました。「あって当然!四国新幹線」JR四国相談役、松田清宏様の講演です。私は松田相談役の話は4回目で、昨年度は高松栗林ライオンズクラブ例会でも拝聴しましたが、聞くたびに「早くしなければ」と怒りと焦りを感じます。JR四国相談役・松田清宏様の話ではありますが、四国新幹線はJR四国が作るのではありません。

小欄でも過去に書きましたが、新幹線は国が作ります。毎年国家予算の1%が、国内新幹線整備予算として計上されます。それを全国各地の新幹線計画が取り合います。四国新幹線構想はすでに認められていますが、これはいわば総論です。大切なのは、次の各論である「整備新幹線計画」に格上げ出来るかどうかです。それが一時も早く、早くと言うことになります。

正直な住民感情として、四国には3本の瀨戸大橋が架けられて、狭い四国内の新幹線計画は、遅れても仕方ないというものが、私の中にもありました。瀨戸大橋が出来て、今年で30年です。瀨戸大橋もそうですが、その前後の区間に新幹線工事がすでに終わっています。瀨戸大橋には、新幹線がいまだ使用しないので、バランスのために、「おもり」が置かれるほどです。

新幹線のメリットは多いのですが、これから先の南海東南海地震への備えでも、高規格鉄道の重要性は、東日本大震災や九州熊本震災でも、在来線の復旧は3年も費やしたのですが、新幹線は僅か一週間を要せず、災害復興のための人を運びました。四国新幹線も、この役割は大いに期待されます。

工事費の地元負担は、最終的には1割です。確かに四国新幹線が出来ても、東京以東は飛行機移動で変わらないと思います。しかし飛行機運賃にしても、東京・高松便に対して、東京・岡山は早割で6割程度の安さ。もちろん松山も広島に対して、この程度の差がついています。新幹線に乗らないかもしれないからいらないと言わずに、新幹線があればより便利だと考えたら是非欲しい。

また新幹線の予算は、保育所などの建設運営費にしたら良いという意見も多いのですが、先に書いたように「新幹線予算」は「新幹線」だけのために使われるという大枠があります。何度も言うのですが、四国が手を上げなければ、北海道新幹線が網走まで続延するかも知れません。

幸いなことに高知まで距離を伸ばすと、投資対効果は1.03で採算ラインを超えるという試算が出でいます。今手を上げても完成は30年後、私は生きていませんが、「未来のために!!地域活性化と新幹線!<地域を元気に!>」という本日の副題にあるように、未来のために、四国の活性化のために。




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| 社長日記 | 11:24 AM | comments (0) | trackback (0) |
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