2018,02,28, Wednesday
あっという間の2月は、今日まで。早いもので明日から3月入り、11日に、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故から7年を迎える。この日に、結婚式をするという讃岐っ子もいる。この日が悲運の日から、未来への日になれば嬉しい。
あの日以降、福島県産鮮魚として初めての海外輸出となるヒラメが28日、同県相馬市沖からタイに向けて出荷された。福島県沖のヒラメは、品質の高さから「常磐もの」として人気があった。福島県では、放射性物質の検査を徹底しており、県内の水産関係者とともに、今回の輸出を風評の払拭につなげたい考えだ。 東日本大震災後、福島県産鮮魚として初めての海外輸出となるヒラメの相馬市・相馬原釜地方卸売市場で行われた出荷式では、相馬双葉漁業協同組合の立谷寛治代表理事組合長が、「震災7年を前に鮮魚を輸出できるのは大変うれしい。地元の漁業者の励みになる」と話した。 今回の輸出ではヒラメのほか、マガレイもタイに出荷された。タイのすし店や日本料理店のタイ人関係者らが2月19日に相馬市を訪れ、地元漁業関係者らの説明を受けながら視察して受け入れを決めていた。 ヒラメなど輸出される鮮魚は空路でタイに運ばれて首都バンコクで販売される予定。販売量などは今後調整するが、県は数十店で三月までに計1トン近くの取り扱いを見込んでいるという。関係者は福島県産の鮮魚の安全性確認や検査手法などについても海外に説明を続けている。今回の輸出を機に安全や安心、高品質であるイメージの浸透に期待している。 私の友も、石巻で魚関係の仕事をしている。福島のヒラメが輸出されることは、勇気になる。ヒラメは底物で、放射能の風評と戦ってもらいたい。タイへ行く計画はないが、国内でももっと扱えないものだろうか。出荷は、国内外国問わないと思うのだが。 |