いつもの屋島登山から今週は、三谷町平和公園から上佐山(うわさやま)255.7mを目指します。私の地元ですから遅れると都合が悪いと思って、集合30分前に平和墓地公園駐車場に到着したのですが、トイレなど探してうろうろするクルマは公園内を掃除する婦人に呼び止められました。「わからんの」と、心配してくれていたようです。ありがたいありがたい、ひたすら感謝。
この上佐山は、上下ともに険しい山道とは聞いていましたが、流石おむすび山の一つ、取っつきから険しい上りが始まります。屋島も険しい上りとして有名らしいのですが、ここはまた格別です。途中もそうでしたが展望が拓けた山頂からの眺めは、360度絶景です。これほどまでに展望できる山頂も、珍しいのではないか。気候が随分変わりました。22日の甲子園大会応援の前日21日から、私の体感する春です。20度くらいが一番過ごしやすいのですが、これから「熱い熱い」がすぐに始まるのでしょうね。
オゾン層が破壊されているのか、気候に春夏秋冬がなくなりました。雨でもそうです、降り始めたら一気に激しい降りになります。私は日本海側の島根・鳥取周辺で若い頃に経験したのですが、小雨ですがこれが侮れず、細かい雨でやがてずぶ濡れになっていたのですが、昨今の瀬戸内気候の高松でも雨は一気呵成に土砂降り。山陰のそれとは細かさが違うのですが、いずれにしても、お天道様も余裕がありません。一気です。
山頂で間食の交換をし、松下さんのコーヒーを今日も頂き、しばらくして下山します。その間のわずかですが、旧うるしはら邸から花こう土山を崩して造成した工場群を眼下に見、その先はその後も続く花こう土の切り出し現場が続きます。文字通り切り土で、この辺は工場の適地です。小山を切り出しているので、周辺も段差がほとんどありません。
下りも地元有志がロープを張ってくれていますが、これも厳しいモノがあります。裾野が短くおむすび山ですから、傾斜は厳しいモノです。どうにか慎重に下り、無事登山完了。今日はここから法然寺を目指し、五重塔を見学し龍雲うどんを食べようと言うことになっています。屋島組で龍雲うどんは初めてです。「うどん玉が大きかった」というのが、食後の総意のようでした。
外ではポットに入った花が、所狭しと花盛り。この学園の農業部隊が、種から育てた花が、実に艶やかに可憐な花をつけています。これも、社会福祉法人龍雲学園の稼ぎとなります。先の龍雲うどんも学園経営です。授産施設の一つで、障害者の自立支援策としてうどんや花が売られています。私も後援会会員の一人です。毎度ありがとうございます。