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高松空港濃霧対策に国の調査費がつく
濃霧の影響を受けやすい高松空港の機能強化に関し、香川県は7日、視界不良時の着陸誘導装置の高性能化のための検討調査費が国の2025年度予算に盛り込まれたと発表した。調査で導入効果が認められれば、早ければ26年度にも事業化される。空港周辺の用地造成が必要で、工事完成には数年もかかるようだ。県民の一人として、被害者の一人としては一日も早い完成が期待される。

高松空港は高台に位置することから、濃霧による視界不良の影響で欠航が発生しやすいことで有名になっている。私もその一人で、2015年11月17日高松商が明治神宮大会に優勝したその帰り、羽田空港から高松空港まで飛んで、視界不良のため上空で1時間ほど旋回し、結果着陸断念で大阪伊丹空港へ向かいここに着陸した。ある人は徳島空港や岡山空港へ、元弊社社員は最終便で羽田空港まで引き返し、翌朝一番で高松空港へ帰ったことがありました。貧乏社員で、ターミナル内で仮眠を取ったと若者ですね、うれしそうに話していました。

このように高松空港は香川県によると22年度は20便、23年は13便、24年度は今年2月までに8便が濃霧で欠航しています。高松空港が海岸線にあっても(瀬戸内海沿岸生島町あたりに設置計画もありました)、私は同じくらい濃霧欠航があっただろうと考えていて、設置判断が云々と言うことではないと思います。いずれにしても香川県や高松空港株式会社が長きに渡り要望してきたことが、ここへ来て叶うのはうれしいかぎりだ。

現在高松空港の整備されている『計器着陸装置』は、最も性能が低い『カテゴリーⅠ』で、地上60㍍で滑走路や灯火などの目標物が見えなければ、着陸をやり直すなどの条件が設けられている。これに対して県は、着陸ぎりぎりまで滑走路が見えなくても自動操縦で安全に着陸できる『カテゴリーⅢ』の導入を長きに渡り要望していた。首を縦に振らなかった国土交通省が、池田豊人香川県知事誕生で軟化したと聞く。香川県民は万々歳だ。

20年8月には国土交通省試案として、『カテゴリーⅢ』の導入で今後30年間で15億円の利便が見込めると発表している。試算では工事費の削減を示す一方で、欠航の減少で羽田便の利用者が年間4万2千人増えると予想。コストに対する便益を数値化した『費用便利性』は、国が事業化を目安とする「1.0」を上回るとしていた。回りくどい論法だが、まさか先輩が知事に就任したからとは言えまい。

国は25年度予算に、高松空港分として19億円超を計上した。総額40億円と聞く。工事に着工する段階で、次の予算が計上されるのだろう。『カテゴリーⅢ』になれば、当分高松空港は順調に運営されるだろう。南海地震でも『高松空港』は、『高松港』とともに、中四国の拠点になることが予想されている。




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| 社長日記 | 09:38 AM | comments (0) | trackback (0) |
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