先週は屋島登山が出来ず、久しぶりに感じる今日の屋島です。このところユーチューブYouTubeチャンネルで、屋島についての解説をよく目にします。一度このジャンルを観ると、「この人はこのジャンルやこのページが好きだ」と、ITデジタルAIが忖度して並べてくれます。比較的順番に観ているのですが、屋島については地質工学から源平合戦の中心舞台だった歴史上のことまで、多くの解説があります。ユーチューブYouTubeチャンネルは、21世紀の教科書であります。
今日は昨日からの風も収まり、まさに『春うらら』麓から眺めても中腹の山桜が満開です。こうして近くから屋島の山桜を眺めるのは、初めてかもしれません。なんとなく見過ごしてきたモノに、今更ながら魅入っています。今日は春霞もそこそこに、眺望か拓けています。今日は7人で登りますが、ここは起伏に富んでいて、肉体的にはハードですが趣味人のコースとしては、面白いと思います。
今日の感嘆は、老木の活躍というか、数百年のもしかしたら源平合戦を目撃したかもしれない桜の古木が、「これが最後かもしれない」とばかり見事に花を咲かせている様が、何とも美しい。「いとめでたし」。古いと言えば屋島の『新屋島水族館』が昨日閉館していて、今日から解体工事が始まろうとしています。2年間かけてまたこの地に、『新水族館』が完成します。
新水族館は、同じ香川県三木町の『日プラ』が作ります。世界の日プラとして名をはせ、国内はもとより海外の名だたる水族館を手がけています。その日プラが、敷地の広さも限られ、屋島という高所にある不利な立地でどのような水族館を作るのか楽しみであります。高松市も瀬戸内海国立公園内での建設に、文化庁との交渉などでまた新たな気づきが有り、高松城天守への期待も更に広がります。
今日の屋島は何と言っても「古木さくら」の満開、そこには新旧の交代も相まって屋島の良さを一層満喫できるステ-ジ作りが進んでいるようでした。眼下のサンポートエリアには『大型クルーズ船』も見えます。アナブキアリーナでは、大物女性歌手のコンサートもウィークエンドに行われたようです。徳島文理高松校の学生さんも、動きはじめています。「こいつは春から縁起がいいわい」