2024,10,08, Tuesday
『香川県独立の父』と称され、明治大正期の政財界で活躍した高松市出身の中野武営(たけなか1848~1918年愛称ぶえい)をたたえようと、中野武営顕彰会(会長・佐伯勉松平公益会理事長)が制作した銅像の除幕式が6日、高松市玉藻町の玉藻公園であった。池田豊人香川県知事や大西秀人高松市長ら招待者を含む約700人が集い、盛大に像の建立を祝った。私はこの日、カマタマーレ讃岐の高松初開催で屋島レグザムフィールドにいました。振る舞いうどんを食べたかった。
中野武営さんは、私もあこがれる香川県の偉人であります。香川県は徳川親藩であったがために明治新政府からは冷たく接遇され、愛媛や徳島県に併合されながらやがて中野武営さんらの計らいで独立できたという歴史事実は、広く県民が知るところであります。それから100年が経過し、今頃脚光を浴びて銅像の建立とはいかにも遅すぎると驚く私です。 武営さんは高松藩士の家に生まれ、明治維新後に官吏を経て政治家になっています。香川の分県独立を実現したほか、実業家としても様々な分野で手腕を発揮し、東京商工会議所会頭などをつとめた。除幕式では佐伯勉松平公益会理事長が「地域に住む人々の豊かさこそが一番とした武営さんの考え方が、像の建立を機に広く伝わることを祈念したい」と挨拶した。 銅像は、同会が彫刻家の池川直さん(66)=高松市出身=に依頼して制作。両手を広げ、前をまっすぐに見据えた姿を表現しており、威風堂々としている。サンポート高松に近く、今一番人が集まるところで、遅きに失した感があるが外国人や若者にこれからもの申すきっかけとなる象徴として、私は絶好の立地だと思います。郷土の偉人、やっと日の目を見るのですね。 能楽師伶以野陽子(れいやーようこ)さんの、小謡(こうたい)の披露もありました。参列した武営さんの孫さんがもう95歳、感謝していると控えめに語り、改めて長かった月日を想像する。私はまだ、現物を見ていません。子孫に語り告ぐ偉人の銅像、どんなモノか楽しみです。また一つ、高松の名勝が出来ました。渋沢栄一と親交があったと言われている中野武営さん、渋沢栄一の新1万円札が登場した年に立ち上がりました。何かの縁ですね。 高松市は公園を無料開放し、「ブエイまつり」が同時開催された。高松城鉄砲隊や讃岐獅子舞のパフォーマンス、高松市の無形文化財に指定されている日本泳法『水任流』の披露等が行われたようです。先にも書きましたが、ここ玉藻城と栗林公園と法然寺が『高松松平歴史トライアングル』。高松市は2年前に桜御門を復元しました。復元には発掘調査を始めてから12年の歳月と、約3億円の工事費がかかりました。前年に国宝指定されましたが、1945年7月の高松空襲で焼失していました。次は天守の復元が待たれます。 |
2024,10,07, Monday
6日の明治安田J3第31節最終戦、カマタマーレ讃岐はいつもの『レグザムBP丸亀』から開催地を高松屋島レグザムフィールドに移し、鳥取相手に熱戦を繰り広げ、今一歩(1点)が届かず、0-1で惜敗した。初めての高松開催で、サポータは私のような初心者からベテラン組まで、大きく動いた。私の横には、花束プレゼンターの大西秀人高松市長が座りました。
高松市で初開催されたカマタマーレのJ公式戦に、今季最多の4185人が詰めかけた。鳴り物禁止のスタジアムに観客の大声援とため息が交錯し、選手を鼓舞したが、結果は相手チームの前半41分に鮮やかに決められた1点が重く黒星。素人の私は1点ぐらいはすぐさま追いつき追い越すモノだと期待していたのだが、後半戦もメンバーの入れ替えはあったモノの、得点には至らず、初めての高松ホームゲーム白星とはならず終わってしまった。 1週間で3試合目のカマタマーレに対し、鳥取は1週間ぶりの試合。前半は疲れが見て取れた。背後を突き鳥取に、動き出しが遅れるなどして後手に回った。1試合に10㎞も走るサッカーは、野球より体力勝負の感じがした。加えてヒジカルプレーに、タンカーが何度も用意されていた。けがはJ1でもJ3でも容赦なく襲う。これはテレビで観るより、大変な肉弾戦だと感じました。 私はラグビーも好きで、年末年始のテレビ中継から、昨年は国立競技場での早明戦を見に行こうとしたぐらい。サッカーは、ラグビーまで激しくないにしても、いつ怪我をして選手生命が終わるかしれないリスクを背負っている。40歳を過ぎてまだ現役という三浦カズ選手は素晴らしい。カマタマーレ讃岐はJ3だが、京セラの京都サンガやアパマンが応援している福岡はJ1。奥深い世界の一端を垣間見た試合でした。今年の紫雲会総会で、「カマタマーレ讃岐は高商サッカーが母体」という挨拶をしたOB増田勝氏や、カマタマーレ讃岐社長の池内秀樹氏にお世話になりました。ありがとうございます。 |
2024,10,06, Sunday
2024年秋季四国地区高校野球香川県大会の準決勝戦が、10月6日レグザムスタジアム(高松市生島町)で行われました。わが高松商は、10時から高松東を相手に先に試合をして、12-2七回コールドで勝利しました。高松東の森井銀冴投手(龍雲中)が、前日準々決勝の5安打3失点で完投したことから、今日の先発から外れた。高松商にとっては、ラッキーでした。
高松東は前日の観音寺総合戦で、九回逆転勝ち、それも2点スクイズという劇的な勝ち方をして勢いに乗って臨んだ。こんな状況では、エースの温存は出来ない。しかし可哀想だがエース不在では、今の高松商の打線は初回から爆発して得点を重ねる。とは言いながらここ2試合、1番の山田圭介遊撃手(主将)の打力が急激に落ちていると素人には見える。疲れている感じがする。外角の高めの速球に押されている。 一回の表、2番の小原健跳右翼手がセンターへヒット。3番橘朋宏一塁手が2塁打これにエラーが重なりまず1点。続く4番唐渡大我三塁手がショートへのヒットで1点。後続に期待が向けられたが、5番6番は内野ゴロアウト。初回に2点奪取、さらに二回にも2番小原健跳右翼手の2塁打、4番唐渡大我三塁手の3塁打で4点をもぎ取った。高松商らしいそつのない攻撃で、合計6点。四回は3番橘朋宏一塁手のヒットで1点。 五回にも相手エラーなどで2点、七回には相手エラーに送りバントと四球で1点、最後に待望の1番山田圭介遊撃手のセンター前ヒットで2点を加えて、七回裏高松東の攻撃をゼロ封してコールドゲームで次週の決勝戦に一番乗りした。2塁打は橘・小原選手、3塁打は唐渡大我三塁手。ちなみに第2試合は尽誠4-3英明となり、12日の決勝戦で雌雄を決することになる。四国大会(高知開催)は、香川からは高松商と尽誠学園と3位決定戦の勝者が挑むことになっています。 このように俯瞰してみると高松商の打線は、これまでの4試合で合計40点、1試合平均10点と遜色のない結果を出している。日替わりヒーローもいて、代打陣も長尾健司監督采配が的中している。四国大会へ向けて、一層「精進(一心不乱に打ち込むこと)」を期待する。とは言え打撃は水モノで、相手投手の出来にかかっているのだが、慢心は禁物だ。 加えて投手陣だが、今日は先発行梅直哉右腕。五回2安打6奪三振四死球1失点なし。ただし2番手の相内奏投手が、よくなかった。初登板だが、五回から登板し1点、六回にも安打で失点した。大勝の中での試験登板だが、厳しい結果になった。また七回には高橋友春右腕をマウンドに送り、こちらも初登板だが、一回を無難に抑えた。今日も火消し役で末包旬希投手が六回に出てきたが、エースは流石六回の打者3人を、見事に抑えた。 決勝戦も末包旬希投手先発で五回程度、その後は行梅直哉右腕と筒井羽琉右腕らで締めくくるモノと期待している。決勝戦は私の予想に反して尽誠学園となった。胸を借りるつもりで、挑戦する高松商であれ。野球後援会では、高知応援バスの手配に7日から入ります。運賃高騰でバスが出せないかもしれませんが、やってみて下さい。 |
2024,10,05, Saturday
10月5日(土)10時から、レグザムBP丸亀で大手前高松と対戦し、高松商は8-4で勝利した。投打ともに、相手より少し勝っていた印象だ。まず投手陣は、先発の末包旬希投手が五回を被安打4、奪三振6、与四死球2失点3とまずまずの出来。四回3安打を浴びながら1点に、五回の連続ピンチを2点で抑えた。要所で空三振がとれたのが、勝因だ。
六回頭から2番手筒井羽琉右腕が登板し、三回を被安打なし3奪三振で抑えた。3点をとって盛り上がった大手前高松の勢いを、筒井羽琉右腕が抑えた。九回は押さえで行梅直哉右腕が登板したが、いきなりの右安打を打たれ代打に死球と1アウト満塁まで追い詰められて犠打で1失点。最後は空三振で抑えた。私は九回6被安打4失点は、投手陣はよく頑張ったと思う。 一方打撃陣は、12安打8得点エラー1、内2塁打が6番高木、2番小原、8番末包、3番橘の4本。六回代打のペリー丈勇(福岡)が、初安打をセンターに放った。前の試合まで大当たりの1番山田圭三塁手に、快音がなかったのが心配だ。七回は2点とって盛り上がりの攻撃で、遊ゴロダブルプレーで走者を2人残した。全試合まで活躍中だっただけに、キャプテンへの期待が大きい。 大手前高松も頑張った。投手も2人で12安打8失点、この点では高松商が勝っていた。打撃は6安打で4得点、試合巧者で最終回まで高松商を追い詰め、1点を奪取した。高松商の次の試合はあす6日10時から準決勝戦が、レグザムスタジアム(高松市生島町)で行われます。 高松商 220 002 200 8 12安打1エラー 大手前 000 120 001 4 6安打3エラー |