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渋沢栄一の「論語と算盤」で未来を拓く
香川県高瀬町経営者協会の主催で、来年のNHK大河ドラマの主人公となる予定の渋沢栄一(しぶさわ えいいち、天保11年2月13日(1840年3月16日) - 昭和6年(1931年)11月11日)は、日本の実業家、慈善家。また彼は、2023年には肖像が1万円札となる。日本で最初の銀行、「第一国立銀行」を作った人であります。この人の5代目子孫、渋沢健氏による標題の講演がありました。



直接は、オイスカ四国支部三豊推進協議会・稲田覚会長からの薦めで、長い時間を掛けて渋沢健氏を招聘したのも、稲田覚会長のようでした。また会場には、渋沢健(コモンズ投信㈱取締役会長)氏と旧知の仲だという、玉木雄一郎(国民民主党主)氏も来られて、熱心に聞いていました。玉木雄一郎氏は元大蔵省・現財務官僚、仕事面でのお付き合いでしょうか。

渋沢栄一は、幕末から大正期にかけて日本近代経済社会の基礎を作り、「日本資本主義の父」言われる。今、この時代に国内外から注目を集めています。「道徳(論語)と経済(算盤)がクルマの両輪になることにより、持続可能な未来が拓ける」とは渋沢健氏の意見であります。大正5(1916)年に出版された渋沢栄一の書籍「論語と算盤」には、いろいろな教えが詰まっている。

明治時代の思想ですが、言葉を今の5代目のように置き換えて表現しても十分に使える内容で、未来を考えるヒントになりそうであります。現在にこそ生かしたい渋沢栄一のこころ、それは「未来を信じる力」であります。なぜ人間は前例のないモノを否定するのか、大谷翔平選手と栗山監督の言動を例示して、渋沢健氏は解説する。



栄一が生きた時代は、江戸時代の前例が急に通用しなくなり、不安も大きかったはず。栄一やその時代の偉人が不安を乗り越え、見えない未来を信じる力を発揮したからこそ今の社会がある。「論語と算盤」の中に、「合理的経営」という教えがあります。経営者一人が大富豪になっても、そのために社会の多数が貧困に陥るようなことでは、その幸福は継続されない。

「論語と算盤は甚だ遠くにして甚だ近いモノ」、正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができない。従って、論語と算盤というかけ離れたものを一致させることが、今日のきわめて大切な務である。資本主義の原点:滴(しずく)から大河へ。これは第一国立銀行株主募集公布の書であります。国立とは書いていますが、民間資本による民間経営の株式会社であるが、国立銀行条例により発券機能等を有していたからのことであります。

第一勧業銀行は、「日本最古の銀行」として渋沢栄一によって作られた第一国立銀行として設立。商工業金融の振興と健全通貨の確立という使命を担って、草創期のわが国経済界、金融界に大きく貢献しました。1896年、株式会社組織に改組し、以来商業銀行として確固たる地位を築いてきた。余談だが、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行が合併して、現みずほ銀行になっている。

銀行は、大きな河のようなモノだ。銀行に集まってこない金は、溝に溜まっている水やポタポタ垂れている滴と変わりない。折角人を利し、国を富ませる能力があっても、その効果はあらわれない。これが渋沢栄一が、世に訴えた銀行の効能の一端であります。

講演で最も興味のあった下りは、時代の節目に差し掛かったこれからの日本。「破壊」と「繁栄」を繰り返してきた30年周期を分析。
1870(M3)年-1900(M33)年(破壊の30年)は、明治維新からの動乱期
1900年―1930(S5)年(繁栄の30年)は、西洋社会に追いついた時期
1930年-1960(S35)年(破壊の30年)は、戦時・戦後期
1960年-1990(H2)年(繁栄の30年)は、高度成長期
1990年-2020(R2)年(破壊の30年)は、失われた30年
2020年-2050(R32)年繁栄の30年?

渋沢栄一は、新紙幣の顔になるのに「ワシは暗いところが嫌いじゃ。タンスに入れっぱなしにしないでクレ」と訴えていると5代目は会場からの笑いを誘いながら代弁する。世の中に発行されている100兆円のうち、50兆円がタンス預金だという。50兆円を1枚1枚の1万円札で重ねれば、富士山を軽く見下ろす高さになるそうだ。投資(INVEST)とは、「投げる資金」と解説。

1989年12月から2020年の1月まで、日経225をスポット購入していたらマイナス40%になっているのに対して、毎月積立の投信にしていたら、6倍になっているという。明治の渋沢栄一も偉いが、令和の渋沢健氏も大した説得力の持ち主でありました。


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| 社長日記 | 10:08 AM | comments (0) | trackback (0) |

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