消費増税に伴うキャッシュレス決済のポイント還元制度で、登録店舗数が100万店を超える見通しになったことが8日分かった。制度の対象となる中小店は全国に約200万店で、昨年10月の制度開始から4ヶ月強で過半数に達したことになります。12日には、経産省が正式に発表する予定です。
制度は、消費増税による消費の腰折れを防ぐ目的で導入され、今年6月まで実施する。登録店舗で現金以外で支払うと、最大5%分のポイント還元や実質的な値引きが受けられる。経産省によると、2月1日時点で申請数は約103万店で、登録申請は随時受け付けている。申請は4月末まで可能であります。
便利なキャッシュレス決済の浸透に貢献したという評価がある一方、売上への貢献があったと答えた中小店は約39%にとどまり、効果は投入した資金に対して極めて少ないと感じられている。加えて現金と違って入金までに一定の時間がかかり、資金繰りが悪化するなど、中小店にとってはデメリットが目立つ。
キャッシュレス決済の手数料負担も強いられる上、情報漏洩の懸念や制度終了後に決済手数料が上昇する恐れがあり、中小店にとって不安が尽きない。政府はキャッシュレス決済の比率を現状の2割程度から、2025年までに4割に引き上げる目標を掲げるが、制度終了の6月から後の手当てがいるように思います。
一方利用者からの意見としては、使える店と使えない店がまだまだ混在しているので、現金を完全には手放せない。10日には、全国JRみどりの窓口で、クレジットカードが使えなくなるトラブルも発生している。中小店では、手数料分の店負担を考えると、気の毒な気がしてよう使い切らない。
私もdocomoスマホ教室へ通っているので、「d払い」を導入している。大手コンビニなどでは「d払い」も使えるが、使えない店もまだまだ多い。使う方からすると、この「まだら模様」が怖い。日本でキャッシュレス決済が40%を超えるのは、まだまだ時間がかかりそうだ。
私の感覚からすると、「paypay」の普及店が一番多いようですが、このペイペイですが、一端登録して解除すると再登録が出来ない仕組みになっています。私も初期に登録したのですが、金融機関からの入金にしていたモノで、コンビニATM入金(例えば1万円入金すれば1万円分の使用が出来る。ポイント部分は計算外)にすれば、最悪の被害もその程度で終わると考えたからです。
なにもスマホだけではなくて、クレジットカードや交通系のICカードでも、キャッシュレス決済に使えます。私はこれらも持ち歩いていますが、やはり中小店では使いにくい。例えばスーパーマーケットでのレジ袋の有料化に対してエコバックを持つなど、不利益に対しての防衛策は積極的に対策を済ませましたが、私は、キャッシュレス決済には二の足を踏んでいます。