2023,08,21, Monday
MONSTER baSH(モンスターバッシュ)は、香川県で開催されている中四国最大規模の野外音楽イベント(ロック・フェスティバル)であります。通称「モンバス」。国営讃岐まんのう公園で、2日間に渡り行われている。MONSTER baSHは、四国初の本格野外ロックフェスとして2000年にスタートした。初年度の観客動員数は約5000人。私は行ったことがないが、今年も開催と聞いて、よく続いていると感心する。
場所も国営讃岐まんのう公園という、周辺には『ニューレオマワールド』と『こんぴらさん』があるくらいの超田舎。JR高松駅から直行便で80分と言ったところ。最寄り駅は、高松琴平電気鉄道琴平線『岡田駅』だが、ここからでも15分。しかしこんなへんぴなところでの開催が、フアンの心を掴んで離さないのだろう。私の世代(ざっと50年前)では、吉田拓郎の『妻恋コンサート』か。孫の世代が中心のモンバスだが、来年の25回は私も冥土の土産で観に行こうか。聞くまでの長時間は無理として、覗く程度ならそれも良いだろう。 2020年・2021年は、新型コロナウイルスの影響により、2年連続で中止となった。2021年9月19日には、「MONSTERbaSH onTV~Special Edition~」と題する過去の映像を編集した特集番組がNHK総合で四国域内と岡山県域で放送された。その後の2022年に、感染防止対策を入念に行い3年ぶりにMONSTER baSH 2022と題して、8月20日・21日の日程で開催された。 そして今年の第24回MONSTER baSH 2023は、8月19日・20日の日程で開催。もうそろそろかと社員さんに聞くと、『昨日(と一昨日の両日で)終わりました』。疲れも見せず、今日は通常勤務。やはり若いの。今年から『STAGE空海』、『STAGE龍神』、『STAGE茶堂』、『MONSTER CIRCUS』、『circus+』の5ステージで繰り広げられた。毎年少しずつの変化を加えている。これが潜在的エネルギーになっているようにも思う。 甲子園球場でも『声出し応援』が帰ってきて、3~4年間の鬱積がパンドラの箱の蓋が開いたように、大変盛り上がっている。同じ現象が、全国の野外コンサートでも散見される。よく言われる『Z世代(ジェネレーションZとは、アメリカ合衆国をはじめ世界各国において概ね1990年代中盤から2010年代序盤までに生まれた世代のことである。生まれた時点でインターネットが利用可能であった人類史上最初の世代である。いわゆるデジタルネイティブでもある )』は、これまで何かと抑制された世代。 参加者に聞くと、MONSTER baSH 2023の会場でも熱中症と思われる搬送患者の姿が、19日(土)と20日(日)の両日10人ほどあったと証言している。そして救急搬送中の救急車に、以下のような交通事故があったこともニュースになっていました。両者に関連性があるなしの確認は、とれていません。 8月20日夕方、香川県琴平町で緊急走行中の救急車と乗用車が衝突する事故があり、2人が軽いけがをしました。20日午後5時45分ごろ、香川県琴平町の国道交差点で、緊急走行中の救急車と乗用車が衝突しました。この事故で、救急車に乗っていた43歳の男性消防隊員と、乗用車を運転していた62歳の女性が頭や胸に軽いけがをしました。救急車は当時41歳の男性を搬送していて、事故の後、別の救急車で病院に搬送されたということです。 現場は、信号機のある交差点で、救急車は、赤色灯をつけサイレンを鳴らした状態で走行していたということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。一般道でも大混雑がしばらくの時間は、続いたのでしょうか。 |
2023,08,20, Sunday
四国新聞の6面健康特集に、標題のタイトルが踊っています。古希を超えて気になる単語は、『前立腺ガン』と『認知症』、『高血圧』の3つです。今日の『健康寿命を延ばすヒント』、老いと病との付き合い方が『認知症』を取り上げています。周りでも私からみて、「あの人認知症ではないか」と感じる人がいます。少なくてもこの年で、『ボケ老人』と言われる認知症患者にはなりたくない。生きていて八十歳超で認知症なら、われながら許せるとも思うのですが。
認知症は脳の老化によって起こるモノで、記憶をつかさどる『海馬』や感情や行動の司令塔となる『前頭葉』が萎縮することが原因で、記憶力が落ち意欲が低下するのが特徴といわれています。認知症については『変なことをしたり、徘徊したりする病気』というイメージを抱く人が多いのですが、本質は『段々何もしたくなくなる病気』のようです。そう言われると、私にも『認知症』の前兆はすでにあります。 認知症の進行を遅らせるには、頭や身体をどんどん動かして脳を刺激することが効果的のように書かれています。人間の脳は、無数の細胞がネットワークを構築して働いています。このネットワークは使わないと消失し、繰り返し行動することで幾つになっても新たなネットワークが構築されるようです。年齢を重ねても頭を使えば、新たな能力を獲得することが出来ると言うのです。 脳に刺激を与えるには、『出来る』『面白い』『楽しい』の三つの要素が必要らしいのです。例えば多くの人が、スマートフォンやパソコンでゲームをしていますが、これは脳が三つの要素を体験したことで、脳が夢中になっているからだと言われています。しかし、ゲームでは得られない更なる面白さがあり、生涯脳に刺激を与え続けることが出来るのが『勉強』です。 勉強は、いざ始めると学ぶことがどんどん楽しくなってきて、理解が深まるとさらに面白みが増してきます。老後のライフワークには最適であると同時に、認知症の発症や進行を遅らせることにつながります。生涯学習は、自身の人生の大きな財産にもなります。ポイントは、自発的に学びたいと思う気持ちがあること。面白い楽しいと思うネタを見つけることが出来るかでしょう。読者には本当に申し訳ありませんが、小欄に毎日ネタを書けることが、私の一番の認知症対策ですかね。 |
2023,08,18, Friday
セ・リーグ4位の巨人は、7番に新人の浅野翔吾右翼手を入れた。今月11日に2度目の1軍昇格を果たすと、即プロ初先発で初安打をマークした浅野翔吾選手。「7番・右翼」で起用された今回が3度目の先発だった。五回3点リードされての浅野の打席、無死二塁で迎えたプロ12打席目のチャンス、左投手が内角に投じた136キロを身体を開くことなく打ち返した。
最初の1軍戦では、3打席3三振と守備失策(記録は安打)と散々の結果だった。これはこれで、良かった私は思いました。プロの洗礼は、大きい方が試練になる。これからの長い野球人生にあって、3三振は微々たるモノで、記録は大したことがなくても、記憶には大きく刷り込まれた。自慢の俊足を生かした守備も、初エラーでこれも思い出となろう。 思いだすのは50余年前、同じように高松商から巨人へドラフト2位で入団した大北敏博。私の高商時代の同級生ですが、彼も『長嶋二世』ともてはやされて、1軍で本塁打も打ったのですが結果プロでは記録を作れなかった。今でも高松商の東京支部総会などに顔を出して、年の割には元気にやっています。われわれ同世代の『スーパースター』は、今も変わりません。 彼が巨人に入った年、私も上京し大学1年生でした。この頃の私には岡田一博と大北敏博(元巨人軍)という同級生恩人がいました。私が東京の私学に入学できたのは、母サチ子は身内として大恩人ですが他人はこの二人でした。進学組の岡田一博は、3年の夏に盲腸炎の腹膜炎を起こしながら翌年の受験で、京都大学に現役合格でした。私には良きライバル。大北敏博は共に東京行きを、奨めてくれました。 大北敏博がプロでは記録を残せなかったのは、私が食事などに誘ったせいで、取り巻きに問題があったと反省しています。資質的には大差のないプロ野球の世界、大谷翔平選手のように『野球の虫』にならないと、記録は残せないようです。高商の長尾健司監督によれば、浅野翔吾選手も定期的に元高商メンバーと会食をしているようですが、後輩諸君「あまりたかるなよ」。 浅野翔吾選手の初本塁打を、私は違った角度から見て、勿論喜んでいますが、心配もしています。夏の甲子園大会、ベスト8が出そろいました。半世紀前の高松商も、ちょうどここにいました。私は大阪市内の松野家に滞在し、勉強もしないで(先生には勉強三昧と報告)連日甲子園応援通いをしていました。あの時も、やはり暑い甲子園でした。 |
2023,08,17, Thursday
老朽化などに伴い、高松市が新たなカタチを検討してきた『高松競輪場(高松市福岡町・約8万㎡2.4万坪)』の再整備方針が明らかになった。既存の競輪施設を縮小し、余剰地に民間事業者によるサイクルスポーツ・ツーリズムの拠点整備を想定するなど、誰でも気軽に訪れることが出来る魅力ある施設を目指すとしている。新たな競輪施設は、2027年度供用開始を予定していると言う。
方針では敷地のうち、競輪施設エリアは来場者の減少に伴い、立ち見を含めた収容人数を従来の8割減となる2600人程度とするなど、約5万4千㎡(約1.6万坪)に集約。既存施設の大部分をコンパクトにして現在地に立て直し、来場者用駐車場などを南側に設ける。現在西側にある駐車場など約2万6千㎡を余剰地エリアとし、定期借地権を設定して民間に貸出、今後出てくる提案施設を整備してもらう。 南側に設ける競輪来場者用駐車場など約1万2千㎡も、定期借地権を活用する。競輪施設の整備は高松市が資金を調達し、施設の設計・建設・運営を一体的に民間に委託する『DBO方式』を採用。市は早期着工や事業コストの縮減に向け、DBO方式と定期借地権方式を合わせた形で公募する。 事業期間は2024年から30年間とし、市が調達する整備資金は75億円、市に入る定期借地賃料は25億円(地代前払い方式か)を想定し、実質負担額は50億円を見込む。本年度中に公募型プロポーザル方式で事業者を選定し、競輪施設については24年度の実施設計、26年度の着工を予定しているようだ。そもそも高松市に、競輪場はいるのか。私は早晩廃止論だが、2018年に総合的に勘案し、当分の間の存続を高松市は決めている。 22年度の売上高は約213億円と、3年連続で増加していて、ここ3年間は年1~2億円を一般会計に繰り入れている。高松市の増収に寄与している訳だ。逆に考えれば年1~2億円であれば、ふるさと納税でも稼げる金額ではないかと思います。2012年3月観音寺競輪場が閉鎖している。皮肉なことに、丸亀競艇はナイター設備からこっち、隆盛を究めている。戦後復興からの秘策として公共ギャンブル場が全国各地で誕生したが、悲喜こもごものまだら模様が3四半期が経過した今も混在している。 私は競輪場跡地に、高松市営野球場を建設すべき論者です。百歩譲って、一部を『自転車文化を創造するハイブリッド競輪場』にして、余剰地の活用は、賑わい創出や周辺地域の価値向上につながることなどをポイントに、自転車BMXなど各種イベントの開催や親子連れらが集える施設などの提案を民間事業者から求めるとしている。これも、一定の利活用につながると評価する。 さすれば、残るは高松刑務所の移転しかない。あくまでも高松市中心部に市営球場を再建するとなると、高松刑務所(約6万3千㎡=1万9千坪=250メートルの正方形)が適地と言わざるを得ない。国と県と市の戦いどちらの力が強いかはこの際ひとまず置いて、市民ファーストの目線で考えてもらいたい。生島町と福岡町の交換も、ありかな。毎度勝手なことばかり、申し訳ありません。 |