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陸上競技中長距離大会で新技術導入
四国新聞8月8日の5面報道ですが、7月に北海道各地で行われた陸上競技の『ホクレン中長距離チャレンジ』全5戦で、トラック上の発光機器で選手のペースを誘導する『ウエーブライト(電子ペーサー)』が導入された。安定したリズムで走れる効果が大きく、選手や関係者からの評価は高い。導入にはクラウドファンディングが活用され、日本で初めての施設で、注目を集めたようだ。

1周400メートルのトラックに、400個のLED(発光ダイオード)ライトが1メートル間隔で配置されている。設定されたそれぞれのタイムに合わせ、緑や赤などの色が点滅し、当然ですが観客にもペースが見えて伝わりやすい仕組みになっている。2018年にオランダで使用され始めた先端技術で、女子1万メートルの世界新記録更新などに貢献してきた。国内では昨年から実験的に用いられていたが、1度の設置に百万円近くかかるというコスト面が懸案だった。

日本陸上競技連盟は、ファンと一体となってレースを作り上げることも目的にし、クラウドファンディングでの資金調達を決定。開始から8日で目標の300万円に到達し、最終的には500万円超の寄付金が集まった。『ウエーブライト』に選手たちは、口々に走り易さを言い出し、効果を実感していた。東京五輪女子1万メートル代表の安藤友香は、『横に一緒に走っている人がいるような感覚』と走り易さを口にしていた。効果があり、資金の目処が付いたなら、一気呵成に導入が進むだろう。

日本陸連によると、全5戦での自己記録と今季ベストタイムの更新率が約18%に上がった。来年のパリ五輪などに向けても、レベルアップに有用となりそうだ。統括コーチは、「今までにない効果があった。技術の進化に順応していけるように強化を進めていく」と前向きに話した。昔であれば体内時計で時間をつかみ、果敢に挑戦したのではあるが、より正確な計測装置は経験の少ないランナーをも調子づける。マラソンで最初の3キロ10キロに、ペースメーカーが付くのと同じ効果が生まれそうだ。

大谷翔平選手も、ベンチで自分のバッティング姿を、タブレットで見直している。彼には強い通訳、水原一平氏がついている。その場で確認して、次のバッティングに活かす。7回弱失敗する中で、3回超しか打たない。感と経験も必要だが、現代っ子は、数字データーや映像に長けていて、直ちに修正その後に活かし結果を出している。何の変化も無い陸上のトラック競技に、ウェーブライトは文字通り新たな光を呼び込みそうだ。

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| 社長日記 | 08:25 AM | comments (0) | trackback (0) |
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