恒例の国際交流クリスマス会が、丸亀市オークラホテル丸亀で18時から開催されました。私も過半は、参加しているように記憶しています。会場は海に突き出した埋め立て地の一角にあり、夜になると寂しいところでしたが、昨今はこの時間ボートレースの轟音が鳴り響いて、灯りも輝き、警備員も多くいます。丸亀ボートはナイター設備を完備し、以前にも増して収益増と聞いています。
本日は国際ソロプチミスト丸亀から岡田仁美会長はじめ14名の会員、オイスカから20名の会員(来賓も会員)と、8名の海外研修生と外国人職員がこの場に集まっています。趣旨は、来月十ヶ月の研修期間が終わり日本を離れる研修生への思いでプレゼントの一環として行われています。四国支部九つの推進協議会の内、女性会長は長峰恵会長のここ中讃推進協議会だけ、前任者中野百合子さんからの継承であります。
こうした粋な計らいを考案したのは女性会長で、それを計画実行したのは先の中讃推進協議会元事務局長・高橋康則氏でした。高橋さんは昨年の第7回を最後に、ご子息の居住する神奈川県へ移住されました。この高橋康則氏が、このスタイルを作り上げ後任の片山和彦事務局長も踏襲されています。指定席着座、ナイフフォークのフォーマルスタイル、研修生もここだけの『日本スタイル』を体験しています。
来月9日の研修終了式を控え、研修生は最後の日本語検定が控えているようで、本気でフィナーレを楽しむ雰囲気ではありませんが、それでも歌や踊りになるとやはりDNAが騒ぎ、元気いっぱいの研修生の姿があります。十ヶ月程度の日本国内研修で、日本のどの部分を学んだか分からないのが実情だと思いますが、何かのきっかけになれば嬉しい。
また今日のこの席にも、デニス(フィリッピン)外国人職員が同行していますが、研修生の一部は国へ帰り、その地のオイスカ施設で働く者も多くいます。その人たちが転勤で、また日本の4つの研修センターで新人の研修生の指導に当たります。また日本の来ずとも、世界41のオイスカ海外施設で働く人財にもなっています。
私もながくオイスカと付き合ってきましたが、オイスカは中野與之助初代総裁から、日本軍が先の大戦で蹂躙した地に米を植え、作物の種を蒔き、木を育て、人材も育成して60年間やって来ています。この組織を考えて実践された中野與之助初代総裁の慧眼に改めて合点すると共に、若干でもお手伝いが出来たら日本人としての矜恃の一端が示せるのではないかと考えています。
先の高橋康則氏は楽しいオイスカ活動の中で、大変厳しい方でしたが、地場大手『四国化成工業』で総務畑を努められて、一言居士的ところがありましたが、10月の大名行列まつりでオイスカエスニックカレー販売も、中讃推進協議会の丸亀お城まつりのそれを模したモノで、高橋康則氏のゴルフ好きが高松推進協議会の秋ゴルフ開催の導火線になっています。改めて感謝し、背中をみながら精進していきます。ありがとうございます。