2020,03,30, Monday
元ドリフターズの志村けんさんが死亡したというニュースに驚いたが、それより県内で2例目の新型コロナウィルス感染者が出たと言うのに、大変驚きました。一報は、かみさんのスマートフォンに埼玉の親友から寄せられた情報。その時は、失礼ながら「間違い?」と受け流していたが、その後の報道で、「間違いない」と愕然。
関西方面で、クラスター(感染者集団)が発生したとされている「京都産業大学」関係であります。分かったのは29日、京都市保健所から「高松の男性が濃厚接触者の可能性が高い」と高松保健所に連絡が入り、30日PCR検査の結果感染していることが判明した。本人に、自覚症状はなかったようだ。恐ろしいのは、このように感染していても、「自覚症状がない患者」が多くいることだ。 もちろん新型コロナウィルスは目に見えないので、政府が言うように、「37.5度以上の熱が4日以上続き、吐き気おう吐脱力感、更に最近では味覚臭覚反応がなくなった等の症状」がなければ、このような通報でもない限り感染者とは分からない。従ってこのような患者が、自分でも気がつかない内に、感染を広げることになる。 だから小池百合子東京都知事がヒステリックに、「若者は、カラオケやライブなど、40過ぎの人はバー・ナイトクラブなど接客のあるところへは行くな」と言うのは、理屈に合っている。私も空気感染だと信じていて、23日を除いて自宅でおとなしくしている。夫婦のどちらかが感染したら、わが家も老々看護状態になる。 感染発表の席で、浜田恵造香川県知事は感染リスクが高い「密閉・密集・密接」の三つを避けるよう県民に訴えている。空白県の一つ、富山県も京都産業大学絡みで、感染者1名となった。名指しで申し訳ないが「京都産業大学」、入学試験が終わり「弛緩」する頃だと思うが、責任は大きいと思う。 この高松の男性は今月21日の、既に感染が判明している愛媛県の男性等が参加していたゼミの卒業祝賀会に出席。その中に、欧州からの「卒業旅行」帰国者がいたようだ。イタリアなど感染拡大国へ行った者は、老若男女かかわらず用心するべきだろう。見えないから、問題ない(感染していない)と考えずに、とにかく不要不急の外出は避けて、「密閉・密集・密接」の三つを避けるように。 高松で感染者が出た以上、われわれもこれまで以上の用心が必要だ。来月の総会も、やり方を考えなくては、いよいよ追い込まれた香川県民です。 |