高松栗林ライオンズクラブが、『高松冬のまつり』と交換のように始めた『こどもサミット』ですが、第5回になる『2024TAKAMATSUこどもサミット』が、18日午後2時から高松生涯学習センター(まなび館)3階多目的ホールで開催されました。今年のお題目は『あなたもSDGs博士になろう!』、高松栗林ライオンズクラブと高松市に、今年は『香川大学学生EDSプロジェクトSteeep』を加えて、スタンプラリー形式の環境に関する学びの場となりました。
会場には小学生と父兄に、大学生とライオンメンバーが加わって、新聞やカメラも複数入っています。前半はL馬場基尚から、弁護士から見た麻薬・覚醒剤の『薬害に関しての注意』解説があり、日頃大人を相手に冗談を噛ましているL馬場は、こども相手に話しが滑っています。本来ならうける箇所で会場沈黙。流石にこれにはL馬場もつかみがとれず、会場内沈黙のまま次ぎに話題展開していました。
最近は、弁護士で構成する『会バンド』が絶好調で悦に入ってるL馬場ですが、今日ばかりは時間消化に悪戦苦闘。大人は忖度をしながらつきあってくれますが、こどもたちは純粋に大人の発する言葉に反応します。手元の紙にメモを取りながら、こどもはどのような環境でも学んでいます。少しは動機づけが出来ましたかね。
後半は、大学生が考えたクイズ形式のスタンプラリー。大人のわれわれも、真剣に学ぶべき内容でした。同時に人権問題もテーマで、『LGBTQ』からのクイズがありました。LGBTQとは、Lesbian(レズビアン=女性同性愛者)、Gay(ゲイ=男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシャル=両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー=心と体の性が異なる人)、Queer/Questioning(クィアまたはクエスチョニング=性的指向・性自認が定まらない人)の頭文字をつなげた略語で、いわゆる性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の総称です。
性的少数者と言いながら、その数は確実に増えているようで、アメリカの現象が10年後、否今では5年後には日本で同じ轍を踏んでいます。今のようにSMSが発展する前は、20年後の日本でしたが、ITデジタル環境は2倍速で進んでいます。一番敏感な受け皿が、大学生だと言えると思います。
ライオンズクラブ関係者も高松北LCから幹事・会計が、高松紫雲LCからもメンバーが、こちらは孫の小学生と母親の親子3代で参加して下さっていました。昨年のやり方と違った今年の『TAKAMATSUこどもサミット』。進化しているようで、次が楽しみです。こどもはどのようにも態様が出来ていて、われわれが戸惑っています。