春季四国地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会が16日、丸亀市の『レグザムBP丸亀』であり、出場校37校・35チーム(石田・善通寺一・飯山は3校連合)の対戦カードが決まった。シード1位の大手前高松は多度津、同2位の丸亀城西は高松南とぶつかる。シード8校が4つのゾーンで頑張るが、母校・高松商は久しぶりのノーシード。どこまでやれるか、真価が問われる。
大会は3月20日(水・春分の日)に開幕し、4月13日(土)まで延べ11日間で実施。3月30日(土)に準々決勝、同31日に準決勝、4月13日に決勝と3位決定戦を行う。『レグザムBP丸亀』と『レグザムスタジアム(高松市生島町)』の2球場を使用し、準決勝から『レグザムBP丸亀』に一本化する。昨年の終盤は、レグザムスタジアム(高松市生島町)だった。間違えのないようにしたい。
優勝、準優勝チームが四国大会(4月27、28、5月3日愛媛)の出場権を獲得する。また上位4チームには、夏の甲子園大会につながる全国選手権香川大会(7月10日開幕)のシード権が与えられる。今大会自体の結果で甲子園出場はないが、春の選抜出場がない県内チームは、実力を付けて夏の大会へ備える時だろう。長尾健司監督が就任して、今の結果が最悪かもしれない。その分、上げ潮が見られそうで母校高松商の活躍が楽しみだ。
今大会から、反発力を抑えた新基準の金属バットの2年間の移行期間が終了し、完全移行となる。これが1本4万円もするというから、大変だ。木製バットの使用も可能だが、旧基準の金属バットは使えなくなる。試合前の審判確認も、初めの試合ではあるかな。いずれにしても、ロースコアの試合が増えることが予想される。