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春一番が吹いて四国はもうすぐ春私は頭が春霞み&譬喩経
高松地方気象台は15日、四国地方に『春一番』が吹いたと発表しています。春一番は、立春(2月4日)から春分(3月20日)までの間に最初に吹く南寄りの強い風のことを指し、四国では昨年より4日早かったようです。この日の県内は暖かい空気が流れ込み、各地の気象が上昇。最高気温は滝宮18.6度、高松16.4度などと平均を5~8度上回り、3月下旬から4月中旬並みの暖かさとなった。

今年の冬は暖冬で、熊などの生態に異常が言われている。一方能登半島地震の被災地では、暖冬にもかかわらず『低体温症』の犠牲者が多く出ていると報告されている。このままだと、今年の夏が怖い。異常気象が、人間界にも大きく影響していることは間違いないことのようだ。このように暖かくなると、『うっかりミス』が私の中で増える。

若い頃から『ミス』が多かったという指摘もあるのですが、最近の対策として私なりの工夫をしています。読者の少しでも参考になればと思い、恥を公表します。まずスケジュールですが、これまで同様に手帳に書きますが、細かなことまでも書き込むことにしました。同時にスマホの『カレンダー』にも入れるようにしました。15分前に通知が来るように設定しました。これで忘れていた予定に参加できたことが、一ヶ月で一つありました。

完全に忘れ去っている状態ではなく、『まだらボケ』のような『忘却』です。午前中に昼からのスケジュールを確認していながら、昼食後少しリラックスしたら昼からの予定がすっぽり抜け去ります。しかしスマホに入れても通知がなければ、気がつきません。ここは以前から使用している『ブルートゥース』が役立ちます。電話通話用のイヤホーンですが、補聴器と間違われながら、大変役立っています。

しかしこれでも漏れがあって、今朝かみさんから口うるさく罵られています。中屋醸造所で買い求めた米こうじを、炊飯ジャーに入れて8時間保温状態で甘酒を仕込みます。昨日は寝る前に、電源を抜く手はずでした。それを忘れていたと、幼子に言うようにジイジイを叱るのです。もう終わったことですから、元の木阿弥。しかし聞く方は朝から、面白くはありません。私が最後(二人しかいない)に、リビングの手じまいをして寝室へ。

ここ数日、『お別れの会』での弔辞を書いています。先輩業者で、高商の先輩でもある槇野正男氏(享年78歳)への弔辞です。多くの知人関係者に取材し、大方書き終えたのですが、『弔辞』で使うと言うと大勢が積極的に情報を下さいます。しかしその多くが災害被災者のようで30年前十人で始めたグループで、死亡が四人、入院が二人、不明が一人と、まずまず健康体は私を含めて三人になっていました。

この数日、人の世の無常を感じ、お釈迦様が説く『譬喩経(ひゆきょう)』の『人間の実相』を深く感じています。ある深い秋、旅人が家路を急いでおります。向こうの方から一匹の大きな虎が吠えて、自分に迫ってきます。追われて断崖絶壁に、行き当たってしまいました。見ると崖の所に、一本の松の木があります。これ幸いと木に登るのですが、虎は猫科の動物ですから下から登ってきます。

ふと見ると、松の枝から藤づるが下がっています。しめしめと、旅人が藤づるにぶら下がって降りていくと、藤づるが途中で切れていました。ひと安心と思っていると、上の方でガリガリと音がします。白(昼)と黒(夜の象徴)のネズミが藤づるをかじっています。「シッ、シッ」と言いながら藤づるを揺すっていると、偶然に甘い蜂蜜がピチャッと落ちて来ます。

旅人はいつの間にか白と黒のネズミが藤づるをかじっているのを忘れてしまい、揺れば蜂蜜が落ちてくるので、それをなめています。旅人の下には、逆巻く海の中で赤(怒り)と黒(五欲)と青(愚痴)の竜が、今にも落ちてきそうな人間を食べようと待ち構えています。旅人は、下を見ると怖いので上だけを見て、藤づるを揺すっては蜂蜜をなめていました。『身の危険もかえりみず、甘い汁をなめ続けているのがわれわれ人間ですよ』とお釈迦様は説いておられるのです。



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| 社長日記 | 10:25 AM | comments (0) | trackback (0) |
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