2024,02,10, Saturday
今国会の話題は、政治資金パーティ裏金問題と盛山正仁文科大臣の旧統一教会との関係についての責任追及、勿論能登半島地震に関する議論もありますが、与野党対立構造は先の2題に集中しています。当人の自民党や盛山正仁第30代文科大臣には、猛省を促したい。盛山氏は灘中高から東大へ進学されてその後運輸省に入省後、環境省地球環境局総務課長や国土交通省総合政策局情報管理部長を経て、第44回衆議院議員総選挙で初当選しています。彼は、義父である田村元さん(第66代衆議院議長)の影響を受けていると聞きます。
盛山さんと旧統一教会の蜜月の関係が取り沙汰されているのは、盛山正仁氏が文部科学大臣として、統一教会に対する解散命令を東京地裁に請求した所管官庁の長だと問題になっています。過日の小欄でも岸田文雄首相擁護ネタを書いていますが、岸田文雄首相が盛山正仁文科大臣を更迭しない理由を考えてみました。ドミノが岸田政権が恐れるシナリオかなと考えます。 考えてみたらあの教団幹部と協定書を手にして納まる盛山正仁氏の写真、あれはどこから出たものだろうか。一つの見方として教団側からと考えるのもありかなと思うのです。穿った見方かもしれませんが、盛山議員側から流れたと見る見方もあります。元秘書も、あの「知らん存ぜず」は心が痛いだろう。自分の殿は、日本一の殿様だと願っているはず。9:1で教団側提供と私は考えています。 岸田文雄首相も、過去はともかくこれからの職責を果たすことを期待していると答弁しています。政治家はどなたも、もう一票が欲しいのです。もう一ついうなら現金も、千円でもプラスアルファが欲しいと考えるのが人の子。報告書に記載せず、『裏金』として使えるなら欲しいですよね。 とは言いなが盛山正仁文科大臣は大臣の資質にあらず、直ちに辞任すべきだという意見も理解出来ます。都合の悪い過去は、なかったことにしたいと考えて、盛山正仁文科大臣はのらりくらり。一方岸田文雄首相は盛山氏を更迭しても、またぞろ第二第三の教団関係の暴露がありかもしれない。そう考えるなら、ここで簡単に罷免はできない。 もう一つ野党連合(こんなのがあるかないかもしらないが)も、ここは政権奪取後の政策案を考えるときだろう。それが自党の利益になるし、国の今後の発展に繋がる。日本は、保守二大政党体制になるべきだと思います。アメリカが必ずしも見本だとは言いませんが、政権は変わるべきだと思います。病気が蔓延します。 |