2日の朝刊に、沢山のチラシが入っている。その1枚に『アルファスマート仏生山駅前』、あなぶき興産(高岸工務店施工)が仕掛けた新築分譲マンションのチラシがありました。折り込みチラシはほとんど見ない私ですが、偶然目にしました。総戸数44戸と小型ですが、コトデン仏生山駅前の立地が何よりも魅力的であります。町内での分譲マンション建設は3棟目、この『仏生山駅前』も7割超成約と書かれている。弊社はマンション分譲に経験は無いのだが、これからの3割の完売が難しいと聞く。
近くの業界にいる人間として、ここ仏生山町での新居としては、『分譲マンション』か『戸建て住宅』かの選択視線に興味が尽きません。チラシから読むと、Cタイプ3LDK83.40㎡で3,080万円とある。どうだろうか、これほどの立地は勿論ないが、駅から徒歩10分圏内の『戸建て住宅』では恐らくこの金額を上回るのではないか。私はここ仏生山町あたりが、『分譲マンション』と『戸建て住宅』の吃水線ではないかと考えています。
一般的に新築時に、私ども不動産仲介業者が関与することは、ほとんどありません。これが5年10年経過すると、流通のわれわれのネットワークに入ってきます。勿論中古になっても、新築供給業者へ売却相談する人もいます。まあ不動産流通は、人脈・学閥・親戚など多岐に渡りどうなるかの予想は立ちません。従って、業界に独占寡占は出来ないと言われていて、私も40年の業歴でそう感じています。
このマンションのもう一つの特徴は、『高松市立みんなの病院』が徒歩2分のところに位置することです。公立病院ですが、1年単位で入院する患者はいませんが、そこに従事する医療関係者は多いのではないですか。販売状況の属性を知る立場にありませんので、内容はまったく分かりませんが、予想ではありだと思っています。それから希望的観測の域を出ないのですが、『ツーリズムの拠点』にならないかと期待しています。
みんなの病院が仮に、世界的がん医療の最先端病院となれば、国内は勿論世界中から患者がやってくるし、看護者も動くと考えます。1週間1ヶ月滞在でも、人が動くと期待します。『仏生山温泉太平の湯』も良いですよ。散歩コースとしては、おやまと呼ばれる法然寺周辺への散策。緑と池の水辺、鳥の囁きなど聴きながら平池堤の平成乙女の像へ。ゆったりした時間が流れ、体力回復も早いのではありませんかね。
分譲マンションか戸建て住宅かの選択、いずれにしても「仏生山は良いところ」と歌に歌われるところ。是非検討してみて下さい。