2024,01,23, Tuesday
23日午前10時ごろ、金沢発東京行き北陸新幹線『かがやき504号』が大宮―上野間を走行中に停電が発生し、車両が停車した。東北と上越、北陸の各新幹線が通過する区間のため、東京―仙台と東京―髙崎間が終日運休し、東日本から北陸にかけての広範囲で、交通網が長時間乱れる、極めて異例の事態となった。
事故は架設トラブルで、作業員一人が感電で死亡している。事故だから想定外の事柄が続いたと思われるのですが、この程度のアクシデント(関係者の皆さんゴメンなさい)で、終日運休は頂けない。少なくても夜には回復するモノだと期待していたが、存外復旧に時間が掛かった。2万人が影響を受けたと言われています。関係ないモノはこのように文句を言っていたら良いのだが、関係者にはお見舞を申し上げる。 専門的な事故復旧策は分からないのですが、次の日の始発から回復したのは『あっぱれ』と私は申し上げたい。ただ事故対策案が十分出来ていたのか、その点は今後の対策として考えてもらいたい。素人目にも、事故車両から乗客を線路敷きに降ろすのは、あってはならない一番の処置だと危惧する。となりの線路があれば、そこに救助車両を横付けし、車両間の架け橋で移動することができたら、乗客は老若男女安心すると思う。 先の飛行機事故でも、緊急脱出口を開けて脱出することは搭乗客全員が知るところだ。そのように新幹線停車事故では、直ちに到着する横の車両に移動することを、日本の新幹線あるある(常識)にしていきたい。とは言っても火災の発生や暴漢の対策には、下車もあり得るとは思います。いずれにしても事故は発生すると考えて、事前準備をする『備えよ』が求められる今後の対策だと私は考えます。 一番の被害者であった『感電死』の作業員さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。国内の新幹線網は、1億国民のまさに足になっています。新幹線各社を束ねて、国土交通省が『対策案』を構築すべきことだと私は考えます。 |