今日の例会は、久しぶりに講師をお迎えし、いつもになく盛り上がりました。講師は香川大学の学生ESDプロジェクトSteeep(ステップ)から、法学部2年・池田就(しゅう)さんと経済学部1年・姫野優作さんのお二人。2月18日(日)14時から予定されている今年の『TAKAMATSUこどもサミット』に、協力パートナとして舞台を盛り上げて下さるとか。
昨年の『TAKAMATSUこどもサミット』は、クラブ設立60周年イベントの一つとして多少無理をしたところがありましたが、アレはアレで参加小学生の成長のお手伝いが出来たように思っています。しかし完成までに長時間を要した昨年の舞台を、担任の先生から毎年はやれないとの意見があり、今年は角度を変えて、大学生の日頃のSDGs活動に重きをおいて、『TAKAMATSUこどもサミット』コラボとなるようです。
講師から『SteeeP』の説明等を聞きましたが、正直私には『SteeeP』の名称説明すらよく理解出来ませんでした。eeeとeを3つ並べることには大きな意味があると勝手に思い込んでいます。心優しいクラブメンバーは、話しが良かったと称賛していましたが、若いこれからの青年にはガチンコ勝負で言うべきだと思いました。少なくともプレゼンテーションは道半ば、今後に期待します。であるならば、現場での活動を見たら分かるのかもしれません。
香川大学は、最近地元への貢献度を高めていると感じています。夜は校門に、主張看板ネオンが輝いています。ここが香川大学だと、主張しています。昨今の在校生は、対岸の岡山からの学生が半分以上を占めるに至って、香川県の大学の独自性を感じることがなくなっています。師範大学から始まり、経済学部からは多くの銀行マンを輩出してきた香川大学。一層個性をとがらして、裾野を磨くべきだと私は考えるのですが。
平木享県議クラブ在籍中に、香川大学に『危機管理科』を作ると全国から学生が集まると言っておりました。確かに災害危機や地政学的危機が多い昨今、この考えはナイスだと感心しました。日本一風水雪害の災害が少ない香川だからこそ、『危機管理』の専門家を作るという発想は実に面白い逆転の発想です。
これからの大学は、学問+実学、実学の一つは資格だったり、現場経験だったり。学問の成果を形にする、それも学府の使命ではありませんか。
こんなことを考えるだけでも、今までになかった企画のお陰です。クラブ執行部の皆さまに感謝です。