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陸上自衛隊恵庭演習場見学と東千歳駐屯地訪問
昨日の夕食に第7師団遠藤充師団長(令和5年3月まで第14旅団『善通寺』勤務)をお迎えし、親交を深めたわれわれに師団長は、『北部方面隊戦車射撃競技会』の観戦をプレゼントしてくださいました。私は仮設テント内の来賓席の最前列に、平賀博氏ら5人と並んで座ったのです。0720から競技が始まったが、一番手4戦車1組のチームで車両1両の実弾装填にトラブルが発生し、初手から隊長は作戦を変更せざるを得なくなりました。

私は過去に富士総合火力演習を観に行きましたが、あれはデモストレーションで見せる演習ですが、ここ恵庭演習場のそれは真剣勝負らしく、地元第7師団の連覇が係るとか、真剣勝負ですが、至近で発射された砲弾に私も驚き思わず重いヘルメットを悲鳴と共に落としてしまいました。鉄製のヘルメットは、重かった。耳栓も全く効果なしでした。

今の戦車は10式戦車(2010年製)らしく、乗員は僅か3名。先の装填のトラブルは、自動装填の機械アクシデントで、ヒューマンエラーではないが、それでも3人の乗員は落ち込む。過去の戦車は4人乗員で、一人が砲弾の装填係だったが、ここでも人手不足があり、新規導入の戦車では大半が3人乗りとなっているそうだ。

戦車というと相手を制圧し、傷つける武器でもある訳ですが、昨今の世界を見ていると、このような防衛策も必要だと思わざるを得ない。国連などは、話し合いで解決するというのですが決してそんな甘い考えで、世界の平和統治が出来るとは思えない。勿論話し合いが必要だが、背景には政治力や経済力がいる。そうそう大きく言うと『影響力』が、世界統治には必要ではないですか。

このあと競技会場を出て駐屯地内で、隊員らと親しく交流が出来ました。90式戦車体験搭乗も、大きな声では言えませんが5人一組で9回、試乗4分でしたが初めての経験をさせていただきました。加えて最後に「おかわり席」があり、私が希望し改めて堪能しました。2度目はなんとなく視界が違います。違うモノが見えます。

ショートピッチの揺れが、何とも表現しにくい快感ですが最高スピードは70キロも出るそうですが、ここでは時速20キロ程度で折り返し、超信地旋回により方向転換して発進地に戻ります。1リッタ600mと言うからふかしすぎと思われがちですが、戦車は射撃後その場所を速く離れないと逆襲を食らいます。ディーゼルエンジンですが、ここで燃費を論議しても意味がないと思いました。

盛りだくさんな見学の次は、資料館見学。ここの館長は一人で管理説明をしているそうですが、北海道に3つある師団の存在をみても北海道が特別な場所であることがわかる。特に印象的だったのは、『日本の終戦はいつですか』という展示。1945(昭和20)年8月18日未明、日ソ不可侵条約を一方的に破棄して突如ソ連軍が対日参戦しました。

私も中学校の授業で、ソ連が北海道へ攻め込んで来たとは聞きましたが、先生もそのあたりはぼかしていました。「試験には出ない」が表向きの理由でしたが、触れたくないという教育委員会の意向も大きかったと思いました。だからアメリカ統治がよかったと主張する人がいるのですが、これは飛躍しすぎでしょう。

第7師団東千歳資料館の花田義将館長は、説明に命を懸けています。よく勉強されていて、冬は雪と戦っています。決して立派な建物ではありません。内容の充実の前に、建物の現状維持が先にあるほどに気の毒になりました。ここにも戦う自衛官がいます。このあとは香川県出身隊員へ、『さぬきうどん』の差入儀式をしてバスで札幌へ移動です。

私は2年前に食道ガンに侵され、それ以来断酒が続いています。それでも『ススキノ』へは行ってみたい。既知の平賀博さんにおねだりして、4人で行きました。電話したら寒い街頭まで、出迎えがあり田中裕美子ママの着物姿が横断歩道の向こうにありました。何とも素晴らしいママです。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い営業自粛中も、「従業員の生活を守る」として営業を続けたとか。『原価チエーン』の経営者、サービス精神満載の道産子です。ありがとうございます。







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| 社長日記 | 07:56 AM | comments (0) | trackback (0) |
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