大会第4日の24日、高松商はレグザムBP丸亀で第2試合、高松西相手に10―0で5回コールド勝ちした。シートノックを見ていても、負ける感じはしなかったが、高松西の監督さんのシートノックは今日の強風を予想したフライを多く上げていました。一方高松商は、長尾健司監督が内野ノック終了で、コーチにノッカを交代していました。外野へボールボーイが、飛ばなくなったという雑音もありました。
第1回戦もコールド勝ちの高松商、2試合続けての5回コールド勝ちですが、私は1年生に良い奴が多くいると聞いていたので、「コールド勝ち」と聞いて思わず「お代を返せ」と口にしてしまいました。確かに1戦ごとに選手は上手く、強くなります。今日も16安打、一人除いて全員安打でした。長打は3番村山由空左翼手の3塁打や小比賀・樋笠選手の2塁打もありましたが、単打が良かった。風に助けられた安打もありましたが、良い具合に仕上がっています。
打撃は5回10得点ですから文句も言えませんが、ファーストストライクを積極的に痛打するか、さもなくば四球で出塁するまで辛抱強く粘る。プロ野球でも四球の評価を上げたと聞きましたが、高校野球では四球もヒットと同じ。浅野翔吾選手は四球も狙って、獲りに行っていました。今日の相手投手は、失礼ながら先発福家投手も後続の龍野投手とも苦戦することなく打ち崩すことが出来ました。上の試合になると、もっともっと攻略が難しくなります。
一方投手は、右腕の背番号1佐藤晋平投手が5回までですが、被安打2、与四球3奪三振3とまずまずの好投でした。速い球は141キロも出ていましたが、ここ一番三振が欲しい時の決め球がなったように見えました。前試合の末包旬希投手も好投し、まだ登板を待っている投手がいるそうですが、何も5回で終わらなくても良かったのに、返す返す残念でした。