2023,09,16, Saturday
令和5年4月施行の改正道路法で、自転車利用者のヘルメット着用が全年齢の努力義務となり、警察当局が7月初めて全国調査した結果、着用率は13.5%だったことが14日発表された。都道府県別では最高の愛媛県59.9%に対し、最低の新潟県が2.4%で地域格差が顕著になった。香川県は標題にも書きましたが、7.1%と低調でした。足代わりの自転車利用が多い、香川特有の事情かと思います。
自転車のヘルメット着用は、死亡事故など重大事故の防止に効果がある。バイクでは早くから義務化が図られ、死亡など重大事故の際の防止に役立っている。自転車の努力義務化前の2~3月に13都府県で実施した調査では、着用率は4.0%でした。ヘルメット着用の機運が高まれば、半分以上は簡単にクリアーできるのではないか。 中高生など、みんながヘルメットを着用していればおのずと自らも付ける。外見を気にしがちな中高生に、もっと軽くて格好いいヘルメットを提供して貰いたい。問題は大人だろう、特に女性が嫌うように思う。ヘアーメイクが崩れる。しかし身の安全には替えられない。自転車の場合、こけたら頭のガードが一番。頭さえ守れたなら、その他の傷は日にち薬で治癒する。 であるならば、何としても頭部の防御だ。私は滅多に自転車に乗らないが、ヘルメットは購入して準備している。社員さんにも強要するが、彼らは従わない。昔のことを言うと鬼が笑うと言うが、乗用車運転席のシートベルトが努力義務の頃、私はすすんでシートベルトを着用した。たまに運転免許証不携帯の時もありましたが、警察官には停められずに過ごしました。 シートベルトは、自分の命を守る手立てです。自転車のヘルメット着用も同じです。自らの命は、自らが守る、これしかないのではありませんか。万一自転車との接触事故が起こっても、自転車運転手がヘルメットを着用してくれていたら、死ぬことはないと思います。あったらいけないのですが、自転車のスマートフォン(スマホ)しながら運転でも、ヘルメット着用はまさかの救世主になります。 |