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2023,09,12, Tuesday
高松市の東部、木田郡三木町との境に亀田町があります。この地の築後30年超の住宅のオープンハウスの準備をしていました。オープンハウスというのは、日時を限定したお披露目会で特段のことをするわけではありません。お越しいただき、自由に見ていただくだけのことであります。勿論お買い上げの約束が出来たら、100点満点の結果となりますが、多くの場合即決はありません。
この物件は私が松野不動産株式会社を離れ、合同会社松野不動産代表社員松野誠寛として取り組む最初のオープンハウスであります。少々ややこしい話しですが、私のプライベートカンパニーとして、株式会社とは別にこの合同会社松野不動産を開業しました。株式会社は、もう間もなく退社します。晩節を汚すほどのことはしていませんが、その後彼岸へ渡るまで何をするか考えた結果です。 この物件は、相続物件でご両親の生活家財がそのまま残置していて、その撤去が終わらない内は内覧を遠慮して欲しいとの意向で、残置物の撤去と美装が終わりいよいよ明日内覧会を迎えます。日頃の小欄は趣味の世界の書き込みが多いのですが、私はまだ頼まれた仕事はしております。9日の高松商秋の大会初戦に、レグザムＢＰ丸亀の応戦席にいなかったと責められましたが、久米龍之介先輩申し訳ありません。 自分一人で媒介業務に再挑戦していますが、私が開業した40年前頃とは、隔世の感があります。一番はＩＴデジタル化です。40年前には国指導の『流通機構』が出来て、売買物件の登録を『香川県流通センター』に登録し始めた頃です。勿論白黒で、登録用紙(Ａ４)に書き込みしたり地図を貼り付けたりして登録します。その情報が有料会員にＦＡＸ送信されるのですが、想像されるとおり地図は真っ黒でほとんど見えません。 それでも売却依頼された物件をいち早く売る方法としては、今のシステムに通じるモノがあります。私は特定の企業のＰＲをするつもりはありませんが、『不動産業者間の情報流通一番を担っているアットホーム』のＡＴＢＢシステムが今のところ優れていると感じています。他にもリクルート社のスーモ等もありますが、私見ではアットホームが優れています。勿論地方差もあることでしょう。 ややもすると全国ランクを気にするかもしれませんが、高松市内で一番ヒットするサイトで十分であります。松野不動産株式会社は、スタッフが物件調査から登録、追客から成約までシステマティックにこなしていますが、これに頼らない今どきの『仲介(媒介)』を必死に模索しています。原点回帰ですか、無駄なあがきでしょうか。 物件のしつらえは出来ました。前日までの準備として、まず13日オープンハウスを実施する案内をします。アットホーム登録後、何人かのお客様から内覧希望が来ています。この人達の、スマートフォン(スマホ)に案内状をショートメールで送ります。もう別の物件を購入したからという返事もあります。つぎに、隣近所に資料をポストインします。これは『マジック２５』を呼ばれ、昔からの王道です。 次ぎに室内の開口部の金属部分に、接点復活材を少量いれます。特に網戸の自在にも留意します。築後30年を経過していたら、破損･汚損は当たり前でも、動きにくいモノもあります。さあ賽は投げられました。明日は天気だと良いですね。大安です、岸田内閣の新閣僚の認証式から岸田新政権が誕生します。 高松市亀田町２９８－１０ 座標34.28699,134.11597 総額720万円  |