2023,09,10, Sunday
ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表は、初戦対チリ戦に勝利した。大会前の世界ランキングで14位の日本と、W杯初出場で22位のチリは初対戦。順当に勝利したと思うが、何だか一段と強くなった感が強い。日本は1次リーグ第2戦にイングランド、最終戦にアルゼンチンの強敵との対戦が控えていて、初戦のチリ戦は勝利プラスアルファーの戦い方までもが求められていた。
結果日本の42―12と、私の予想以上の大差で勝利した。6トライと松田力也選手のコンバージョンキックも6本全て入れて、心配されていた直前のイタリア戦のゴールキックを2本外していた失敗から見事に立ち直っていた。場面が変われば、メンタル面でも変わる。競った試合では、ゴールキックの良し悪しが結果を変えることもある。 昨年のサッカーW杯、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と日本の団体球技での活躍が続き、列島が沸いた。加えてバスケットボールの男子W杯では、48年ぶりの五輪出場を自力で決めてこちらも大変盛り上がった。共通しているのはチームの中に、日本由来の関係者の外国人が含まれていると思う。 バスケットボールの男子W杯では、日本国籍を得たジョシュ・ホーキンソン28歳は、WBCのヌートバー選手によく似ていた。大活躍したところも似ていたが、過去には純血にこだわっていたところも見られたが、近年はどこに日本由来の関係者がいるか、鵜の目鷹の目で探しているようにも見える。良い傾向だと私は思っています。ヒジカル面では、どうしても劣後感を感じる。 今年のフランス大会は、2019年W杯日本大会の8強を超える成績を目指して邁進しようとしている。流石に優勝は無理だとしても、ベスト4は十分可能だと思います。ラグビーは面白い。次のイングランド戦が前半の山のように思います。まさに『ONETIME』、美しいですね。 |