令和5年度『都市景観大賞』、都市空間部門を受賞した屋島山上!高松市も交流拠点『やしまーる』を建設し、屋島の活性化に腐心しています。一時荒廃の巣となっていた屋島山上、今でもまだ『ホテル甚五郎』などの特定空き家もどきの廃墟も残っていますが、最悪期は脱した感があります。偶然ですが毎週屋島登山をして、このあたりを歩いています。
高松市は屋島活性化のために、この20年工夫を凝らしています。団体観光バスが列をなしていたあの頃、1988(昭和63)年4月(35年前)瀬戸大橋が開通した頃をピークにして、屋島山上から人がいなくなった。麓の温浴施設は団体バスで超満員、それでも屋島山上は人が減り始めていました。屋島山上水族館を作り、廃墟を取り除き、有料ハイウエー道路を香川日産から買取り、無料化を実施しています。
一方ソフト面にも力を入れて、一般社団法人街角に音楽を@香川の企画協力を得て、ミニコンサートを数多く実施しています。先の屋島山上交流拠点施設『やしまーる』からは、落陽が見事です。今日はこの場所で、幻想的な素晴らしい音楽を提供しています。著名アーティストのコンサートが22日・23日に予定されていますが、ここは有料3,000円となっていますが、本日は無料でした。
山上ですから風が抜けるし、サンポート高松周辺の街のあかりが素晴らしい。それを舞台に、3人がのびのびうたい演奏しています。聴く側は、手拍子で答えます。派手さはありませんが、爽やかなミニコンサート18時から開催されています。このイベントを、私は高松市からの公式LINE『たかまつホッとLINE』で知りました。友だち登録したら、暮らしに役立つ市政情報を送ってきます。勿論私が同意してからのことです。
LINE(ライン)は遊びで使われるモノだと考えていましたが、最近はもっぱらビジネスで使われるようになってきています。スマートフォン(スマホ)を持っている人の半分は、恐らく利用しているのではないだろうか。高齢者も、スマートフォン(スマホ)を使用しています。私の肌感覚ですが、情報交換サイトの『ライン』とQRコード決済の『ペーペー』は生活に密着しています。
さて『本日も屋島山上で沈みゆく夕日をバックに天空ミュージックが開催されます』ギターとツインボーカルがシンクロする素敵な音楽をお楽しみ下さいという案内は、タイムリィーですね。費用がさほどかからない公報戦略は、まずは大成功ですか。