2023,09,05, Tuesday
最近のTVチャンネルも私にとっては、普通の『地上デジタル波』から『BS波』、加えて『コミュニティー放送』『録画番組』から『ユーチューブ』まで、実に多岐にわたります。その中の一つ、確か『BS波』だったと思うのですが偶然見かけた『新日本風土記』で、今年の富山県八尾(やつお)の『おわら風の盆』2023を放映していました。私は『新日本風土記』のテーマソングが好きで、あれを聴くと日本の地方の風景を想像します。
『おわら風の盆』は富山県八尾で、9月1日から3日間行われる『地方まつり』です。今では全国夏まつりの一つとして『全国区』ですが、地元では全国規模の例えば『阿波おどり』『よさこいまつり』『ねぶた』などと競う感じは全くなく、われ独自に今年の『おわら風の盆』をやるという静かな闘志のイメージです。 最初に私は、盛和塾香川の平田喜一郎代表と二人で盛和塾行事に参加したあと、平田喜一郎さんのススメで『おわら風の盆』の富山県八尾をタクシーで訪れました。9月5日ぐらいで、今さっきまつりが終わった感が漂っていました。個人の自宅の軒先に、『御礼』の紙が張り出されていました。そこには「今年は無事に終わりました。ありがとうございます。」と添え書きがされていました。 それも特別な一軒だけでなく、何軒も張り出しがありました。私はまずこれに酔いました。その頃はまだ飲酒中でしたから、地元の美味い寿司と日本酒を堪能しました。それから『おわら風の盆』をいろいろ調べて、高橋某の『おわら風の盆』をモチーフにした小説が一層人々をまた引き付けました。キムタクの母は、この地の民家を買取まつりを地元民として堪能しているように聞きました。 『おわら風の盆』に関して私が解説するまでもないのですが、唄と地方(じかた)と踊りの三点セットが『おわら風の盆』かな。否違いますね、『おわら風の盆』には石畳の坂道や両サイドの民家が必要です。象徴的な踊りですが、男女のペアーで一体になるようですが、いずれもゆっくりとした優雅な動作が、間をおいて続きます。男性は農作業を表し、女性はホタルを追い求めるしぐさだそうです。 小欄でも『おわら風の盆』に関しては何度も書いていますが、見るたびに日本人の心をわしづかみにします。東京から宮沢隆(にじゅういち出版代表)氏も、来ていると聞きます。2023の『新日本風土記』では、今年のまつりで引退する人、来年のまつりまで元気でいて欲しい人を紹介していました。400年続くまつりで、古参が引退する時代変遷を経ながら来年も開催したいと、地元の静かな意欲を感じています。 |