2023,07,20, Thursday
旧盛和塾香川から発展した『香川胆識の会』、今日は7月の定例会でした。私は案内を貰い、言われるまま参加しています。執行部はいろいろああでもないこうでもないと議論を交わし、今日の運営も決めているようです。『実学実践勉強会』『フィロソフィ勉強会』『経営実践発表』と3部に別れ、メリハリのついた3時間+コンパです。ありがたいことです。
会場は、旧盛和塾からの聖地・喜代美山荘花樹海です。ひとときと比べて、宿泊客も増えています。オーナーの三矢昌洋さんも、盛和塾生です。この会場で1991(平成3)年9月、盛和塾香川が誕生し、全国大会も開催されました。解散前の第27回世界大会は7月に国立横浜国際会議場(パシフィコ横浜)で開催されましたが、4791名の参加でした。 因みに2019年解散した年の9月末データーによると、盛和塾は国内56塾7,300名と海外48塾7,638名、合計104塾14,938名の塾生でした。それだけ経営に悩んで、蜘蛛の糸を頼って集まっていた経営者が多くいたと言うことが見て取れると思います。末期の数年は、特に中国人塾生が多くなっていたと感じていました。中国の急成長と相関しています。 今日は東京から鈴木勝夫(伸栄化学産業㈱代表)氏が、一緒に勉強したいと来高されています。盛和塾は、稲盛和夫塾長の下知によって2019(令和元)年12月末で解散しています。コロナ禍の前でしたが、勉強を継続することは生前の塾長の許しを得ています。そのための沢山の資料も、残されています。DVDになれば、今ここに塾長がいるように緊張します。 稲盛和夫塾長は、日本の経済は中小企業が担っている。その中で1人でも10人でも従業員を雇用し、その家族や関連会社を含めると数十人の生活の責任を担っている経営者は偉い。その人らに経営のコツを伝授し、収益向上をはかり全従業員を幸福にして下さいと常々熱く語っていました。その意味でも、盛和塾が解散してもわれわれの経営は続いている訳ですから、絶えず弛まずコツコツと勉強をし仕事をする。 特に昨今のように、『売手市場』になると従業員との関係改善が業績を左右します。人の心の問題がポイントだとは分かるのですが、具体的にコツを掴むまでは、まだまだ死ぬまで時間がかかりそうです。加藤雄太(㈲高村)さん、中橋政彦(中橋産業㈱代表)さん発表ありがとうございました。 |