2023,04,04, Tuesday
今回は『入場券が遅いな』と、私も感じていました。2023統一地方選挙、高松市民は県議会選挙から始まっています。地元から平木享候補が立候補し、7日(金)19時から龍雲中学校で総決起集会を予定しています。熱を帯びてきた選挙戦ですが、4日(火)に『投票所入場券』がやっと自宅に届きました。遅いではないか。
報道によると、『土日の郵便配達中止』が原因と言われています。もともと日曜日は配達がなかったそうだが、配達人の姿を見たこともあった。とにかくこの影響が、大きい。裏を返せば、郵便屋さんの働きぶりに、社会経済が助けられていたということを如実に証明している。日本の郵便制度は、実によく出来ていて、前島密(明治の郵政制度を作った人)さんありがとうございます。 業務の関係でも、土日の配達中止の影響もあり、心理的にはもっと追い詰められています。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、不動産取引も直接当事者が会うことなく、手続きが進められています。そのためには、事前に書類のやり取りが求められます。その際、『普通郵便』を避けて、『ゆうパック』を使うことが多くなりました。安心を買うわけです。 事実上の値上げですが、『安全配達』のためにはやむを得ない状況です。では選挙管理委員会からの郵便もそうすれば良いかと言うと、そうはいかない。数少ない郵便なら高額選択もありますが、入場券を速達や書留(共に土日配達)で送るという選択肢はありえない。市民が怒り出します。であるならば、早めに出したら良いのではないですか。 ところがここで障壁になるのが、公職選挙法の施行令で、『選挙期日の告示(今選挙では31日)の日以後出来るだけ速やかに有権者に入場券を交付する』と決められている。これにより、高松市選挙管理委員会は31日(金)に発送を始めた。正しい執行をしているわけです。しかし丸亀市などは、その前に出しています。こうして俯瞰してみると、施行令を訂正すべきですね。 私もそうですが、期日前投票をすることが多くなっています。しかし、入場券が手元に来て、期日前投票のスイッチが入ります。入場券不要で期日前投票が出来ることは知っていますが、触手が動かないのが日本人かな。私は意地でも投票に行きます。適者がいないと言う人も多いのですが、それでも棄権したらダメです。有権者の意地です。 |