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香川県初玉尾皓平氏に文化勲章が
政府は20日、2023年度の文化勲章を、観音寺市出身で有機合成化学・有機金属化学の玉尾皓平(80)ら7氏に贈ることを決めた。県出身者に文化勲章が贈られるのは、玉尾皓平氏が初めて。失礼な表現だが、その下の文化功労者20人も発表された。勲章褒章に順位はないといわれるが、この文化勲章は最高の栄誉とされています。おめでとうございます。日本人、郷土の誇りであります。

残念ながら私は、玉尾皓平氏を存じ上げていません。観音寺第一高校から京都大学工学部合成化学科へ進学され、そこで研究に励まれた。この『観音寺第一高校』は勿論県立高校ですが、高松に『高松高校』がありますが東讃の『三本松高校』と共に私は『三傑の祖』と位置づけています。残念ながらわが母校・高松商は、この中には入りませんが、それはひとまず置いておいて三校を褒めます。

玉尾皓平氏は有機合成化学者として、独創的な研究手法で新反応の発見や新化合物の生成に成功するなど優れた業績を上げ、有機合成化学・有機金属化学分野の発展に貢献したと言う。私にはその深い真理はわかりませんが、香川県の田舎の出身者が功名をなしたことをとても誇りに思います。開設2年目の新しい科は何もかもが新鮮で、『新しい世界を切り開こう』という気概に満ちていたと氏はいう。

今年2月にも母校での講演を快く引き受け、「好奇心に基づく科学の夢を追い続けよう。課題解決は若い人たちに託されている」と後輩達に語りかけたという。理数系教育の充実を図る、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校の観音寺第一高校。1年生特色コースの2クラスが例年12月に東京方面に科学体験研修に出かけるが、玉尾皓平氏の息がかかる理化学研究所が定番の見学先になっているそうだ。

玉尾さんは後輩のために一肌脱いで、研修の調整役を担い、自らも講話する機会も作っているという。昨年10月、理数科の2年生が愛知県を訪れた際には東京から駆けつけて所長を務める豊田理化学研究所を案内し、生徒らを感激させた。来年には同窓会を開く計画があるといい、玉尾さんの受章を地元で盛大に祝う会にもなりそうだ。

有機ケイ素化合物を酸化させ、アルコールにする反応は世界の研究者から『玉尾酸化』と呼んで貰い、人名反応として教科書にも載っているそうだ。凄い人が香川から出たモノだと、受章報道を観て嬉しく思った。玉尾皓平氏に触発されて、後輩達が続くと、良い化学反応が起きそうだ。


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| 社長日記 | 09:29 AM | comments (0) | trackback (0) |
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