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全銀ネット障害11銀行140万件に影響
銀行業界でつくる全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)に10日、銀行間の決済を担う全銀システムで障害が発生。午前8時半頃から三菱UFJ銀行などシステムを利用する11の金融機関で他行との間の振込が出来なくなり、少なくとも140万件の取引に影響が出た。全国銀行協会によると、銀行利用者に影響が出る障害は1973(昭和48)年の稼働以来初めて。3連休中に実施したシステム機器の更新後に、障害を検知したと言う。

私がここで指摘するまでもなく、銀行間取引が通信で出来なくなるのは、日常生活のみならず、商取引でもあり得ないトラブルで、最近は不動産取引も対面決済が、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い極端に減少し、銀行間振込決済が増えている。これまでは、今日のようなトラブルはなく、昨今は着金も速くなっていて、次の課題は振込料を如何に廉価に治めるかに移っているところです。

笑い話になりますが、30年以上前ですが売主と羽田空港で対面し、引渡し書類の完備を確認して高松の買主から振込をしてもらい、1時間ぐらい昼食を挟んで再会したという経験がありました。今も昔も、銀行間の振込は間違いがないという前提ですべてが動いています。今日のように5・10(ごとう日)は込むという認識程度はありましたが、『電信』であれば遅延なく届くと考えていました。

全銀システムがスタートした昭和48年からトラブルはなく、国民は全幅の信頼を置いていました。システムの改修をしたら事故が発生したということですが、改修はどうしても必要なことで、改修をなくせば事故はないという詭弁はやめて貰いたい。今の時代ITデジタル化は避けて通れない進化の壁です。そう考えると、トラブルはこれからもあり得ることとして、結末を考えるべきだろう。

そうは言っても経済の基本である『時間軸』を、つまりいつまでに債務(買う側は代金支払義務)を負担するのかは『期限の利益』(通常は金利が大きい)として、取引の重大ファクターとなっています。これからの不動産業界に、また新しい課題が生まれた訳ですが、これもなんとかするのがこの業界です。全産業の元(土地)を担保している業界です。


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| 社長日記 | 09:08 AM | comments (0) | trackback (0) |
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