15日(土)10時から、仏生山コミニュティーセンターにおいて高松市総務局危機管理課主幹・木村徹也氏より、標題の説明会講演がありました。2階ホールには、50人以上の老若男女仏生山町民が集まっています。森山亮(あきら・仏生山地区コミュニティ協議会会長&仏生山地区連合自治会長)氏の挨拶によれば、毎週の定期部会開催で地区の防災対策が話し合われているそうで、その紹介に拍手喝采を浴びていました。
55分にわたる説明で、高松市危機管理指針は『自然災害』(高松市地域防災計画)、『感染症等』(高松市緊急事態等対処計画)、『武力攻撃事態等』(高松市国民保護計画)の3つに渡り、詳細計画がなされている旨の報告がありました。これがまず分かりにくく、タイトルに『等』を入れる必要があるのか、名は体を表すほどに3つの災害に対応するストレートなモノが望まれる。最後の10分間、名古屋市のビデオは分かりやすかった。
このように災害発生時における高松市の対応の基本である『高松市地域防災計画』は、高松市防災会議(大西秀人高松市長を長とし、警察・消防・自衛隊等の各部署の長で編成)が作成し、詳細が各部署で事細かく決められている。準備段階としてよく出来ていると、胸をなでおろしたところであります。
そのための拠点が『高松市防災合同庁舎(危機管理センター)』で、2018(平成30)年5月7日から運用開始、新型コロナウィルス禍でも大いに機能したと聞きました。最近は『線状降水帯』などが急に発生し、各地でこれまで経験したことのない雨量が短時間の内に降り、大河の堤防を越えて氾濫し、また山が崩れ土石流となり被害が拡大している。全国津々浦々いつどこで、災害が起こるか予断を許さない状況が続いている。
避難所の開設にも言及していましたが、避難所では自分たちは主役だという自覚が必要のようです。少なくても『お客さん』的態度は、周囲から嫌がられる。自分らのためと考えれば、自ずと行動が自重される。避難要配慮者にも、自然とわが家族のように接することが出来る。拙宅がコミセンの近くにあり、ここへの避難であれが比較的負担が少ないが、長期の避難場となれば仏生山小学校体育館となろう。ペットはいないが、事前準備の荷造りは必要だろう。これを機会としたい。