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2023,07,08, Saturday
7月第2土曜日の8日、東京支部の記念総会が銀座3丁目の『銀座フェニックスプラザ(旧紙パルプ会館)』で開催されました。第5代支部長をされた溝渕利幸氏の手配で実現しました。前年までは、溝渕利幸氏のレストラン『銀座サンミ高松』で開催されていました。今年役員が若返り、更なる総会参加者を増やすための改革の一環だと聞いています。ここだと広いので、総会(式典)と祝宴を、別々の会場でやれます。
私たちの母校、香川県立高松商業高等学校は、明治33年（1900）高松市浜ノ町見性寺内に創設した高松市立商業学校と、翌年、綾歌郡坂出町(現坂出市)に誕生した香川県立高松商業学校を母体として 創設されました。創学から123年、温故知新を実践しています。『進学も就職も出来る高商』を謳って、更なる進化を後輩はやってくれています。野球部も長いトンネルを抜けて、ここ10年は常勝高商で、先輩は胸を張って『校歌』を声高らかに歌っています。 紫雲会東京支部の創立は、昭和10年頃（1935）鈴木祥枝氏、松本昇氏、鎌田正明氏の三氏が中心となり東京支部が発足しました。初代支部長は鈴木祥枝氏（明治36年市立第1回卒、東京海上火災保険社長）、第2代は鎌田正明氏（明治38年卒、日本興業銀行参与、商工中央金庫初代理事長、国民相互銀行社長）、第3代は、岡内英夫（大正15年卒、資生堂社長）、第4代は、伊丹宏文氏（昭和12年卒、フジコピアン社長）、第5代は、溝渕利幸氏（昭和28年卒、高松商事社長）が平成20年度まで支部長をされ、その間、東京支部75周年記念総会を開催し、会員の作品展(写真･書画等)も併せて実施しました。 大きな成果は、東京支部の運営方法に民主的で透明性のあるやり方へ会員の協力もあり、変えていきました。平成21年（2009）4月より第6代支部長を安西愈氏（安西法律事務所代表）が担当し、榎本恵一様らの強力なリーダーシップのもと、会員による会員のための活動をより推進し、親睦と交流を活発化し、母校との絆をより深めていく考え方を実践するため、支部長・役員会を補佐する常任理事会の機能をより高めております。平成21年7月より、紫雲会本部、大阪支部、学校側出席者との懇談を目的とした紫雲会懇談会を実施しております。 本校の紫雲会ホームページは、ここ東京支部の示唆と影響を受けて誕生しました。榎本恵一様はイオンの元専務・監査役で、イオン・グループが買収したヤオハンやマイカルに管財人代理・代表取締役社長として2社を建て直ししてきた「流通業界再建のプロ」と紹介され、私も初対面から強く惹かれました。「こんな先輩がいるのか」驚き、自然と師事するようになりました。総会は事前に議案を会員に配布し、「異議なし」でシャンシャン総会でした。 生前の彼の総会進行台本には、秒単位のタイムスケジュールが細かに記入されていました。総会後に来賓挨拶、紫雲会会長･校長･高商倶楽部会長など、今の高商の雰囲気が知りたいと言う参加者の期待を満たします。会費徴収も、東京支部の発案で今では紫雲会全体でも会費を徴収し始めました。ホームページから、クレジットカードを使った支払も出来るようになっています。榎本恵一様の指導のお陰です。 最後に下世話な話しで恥ずかしいのですが、『お祝い献立･銀座ＳＵＮＭＩ高松』の壱の重と弐の重の見場が良かったのと食べて美味しかったことを書き添えておきます。今日の会費が8000円、勿論会場費も弁当代もそれより10人以上のサンミ高松スタッフが飲物もドンドン運んで来ます。ワインも赤白、これで8000円。昨日の一会会7700円は、何だったのか。 ゲストも良かったですね、ヴァイオリニスト西浦詩織(高松一ＯＧ)さんの演奏と、元ＮＨＫ解説者･大矢正成さんを招いて4人の高校野球談義。高商倶楽部会長･山口冨士雄(元阪急)氏、東京支部長･北條勇氏、大矢正成氏とわれらの大北敏博(元巨人軍)と新支部長･堀眞英氏の掛け合いです。こんな企画も、新しい執行部ならではの計らいでしょう。この席でも話題になっていた浅野翔吾選手、両親が朝の高松空港で目撃されていました。 浅野翔吾選手のデビュー戦、２三振とライト守備エラー(記録は2塁打)と結果は出ませんでした。あの長嶋茂雄氏もデビュー戦は、金田投手から４三振でした。急ぐことはありません、愛される浅野君の片鱗を感じました。      |