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広島76年目の今日『原爆の日』
広島は6日、米軍による原爆投下から76年の『原爆の日』を迎えた。広島市中区の平和記念公園では、午前8時から『原爆死没者慰霊式・平和祈念式』(平和記念式典)が営まれた。松井一実市長は、核兵器禁止条約の発効後初めてとなる平和宣言で、日本政府に「一刻も早く締結国となる」よう批准を訴え、各国に条約への支持と『核抑止論』からの脱却を訴えた。原爆ドーム前の元安川では5日夜、かがり火を灯して犠牲者を追悼。多くの人が黙祷した。

つい最近の7月29日、原爆による『黒い雨』の被害にあった原告84人全員を被爆者と認めた広島高裁判決が確定したことを受け、原告以外の被害者の早期救済も強く要請する。市は式典で、新たに4800人を追加した原爆死没者名簿を、原爆慰霊碑の石室に奉納する。この1年で亡くなったか、新たな死亡が確認された被爆者らの名前が並ぶ。これまで名簿に記帳された死者総数は、32万8929人となった。

先の条約は 今年1月に発効し、現在までに55カ国・地域が批准している。核保有国は条約に反対し、米国の『核の傘』に頼る日本も参加していない。松井一実市長は宣言で、日本政府に条約批准と、来年オーストリア・ウィーンで開催予定の、第1回締約国会議への参加を求めている。しかし式典後の会見で、菅義偉首相は条約参加を拒否した。

加えて、唯一の被爆国として核廃絶に尽くすことの大切さを説く部分の原稿を読み飛ばし、意味の通らないメッセージを国民に世界へ発信した。原爆投下を命令したのは言うまでもなく、アメリカ合衆国第33代ハリー・S・トルーマン大統領だが、彼はフランクリン・ルーズベルト政権(民主党)で第34代副大統領を歴任し、ルーズベルト大統領死亡の後昭和20年4月12日に、大統領に就任している。

ルーズベルト大統領候補はアメリカ国民に、「あなたの子息は決して戦場に送らない」と公言して、第32代大統領に当選した。その彼は、内心日本と戦争をして覇権国としての地位を確立したいという野望があった。このあたりの下りは、第31代アメリカのフーヴァー大統領(共和党)の『失われた自由』の中に、詳しく述べられている。それはアメリカに残された公文書を基にして、書かれている。

だから浅野内匠頭をいじめぬいた吉良上野介的に、日本を石油欠乏状態に追い詰め、日本が先に手を出さざるを得ない状況に追い詰め、真珠湾攻撃を誘った。もちろんそれに応じた日本軍が浅はかだったのだが、昨日・一昨日の『高橋是清の死亡』がかえすがえす口惜しい。『先にやらす』戦法は、アメリカ古来からインディアンと戦った頃からの戦法。やられたからやり返す、正義の味方の戦いがアメリカ流なのです。加えるなら、「インディアンは悪くない」、そもそも原住民ではないですか。

6日の広島9日の長崎と、悲しい日が今年も灼熱の暑さの中で慰霊式が行われる。しかし原爆投下の地上では、どのような熱量だったのだろうか。当時の写真を見ると、焼けただれた人間の顔や肉体が、人の体をなさず、肉塊のようになっている。政府はアメリカの核の傘の下にあっても、この現実を原爆投下の当事国のアメリカにハッキリ宣言し、条約を批准すべきだ。これほどまでに国民をいまだに苦しめている現実を直視できたら、恐れるモノは何もないはずだ。胸を張ろう。

昨日の小欄に書いた、ニューヨークのクーン・ロエブ銀行からの二人の神父使者の真意を理解できる日本人が、日本政府の中にいたなら、太平洋戦争の開戦は防げたかも知れず、原爆投下もなかったかもしれない。歴史に『もしも』など、甘ちゃんの言うことだが、人間それぞれに必ず役割がある。ユダヤ人の真意が理解できていたら、ユダヤ系石油の輸入が叶い、日本もアメリカと戦うことはなかったかもしれない。

広島長崎の悲惨さを見るにつけ、高橋是清の貴重な存在を一層思ってしまう。9日、また長崎でも悲惨な76年の慰霊の日を迎える。2020年の東京五輪の若者層の大活躍を見るにつけ、確かに歴史は変わりつつある潮目だと感じています。一番鈍感なのは、われわれ高齢者で、特に政治家は幼少期、両親や先生から叱られた『やったらいけないこと』を思い出してほしい。


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| 社長日記 | 10:05 AM | comments (0) | trackback (0) |
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