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>明るく前向きな考え方が、すべてを解決するという現実も知ってもらいたい。
こういう言い方には危険性もあります。この対偶命題が「解決を得られないなら、考え方が明るく前向きではない」となるからです。たとえば、解決に時間がかかる問題を解いている最中、「解が得られないのは考え方が明るく前向きではないからだ」と反論のできない無料紙を利用して石を投げる塾生が現れます。 自力で登りきるしかない地点に来て初めて、問題を把握することがあります。明るいとか暗いとか、どっちを向いているかすらも手放した地点です。その地点で初めて人を相手にせずに天を相手にすることができる、というなら分かりますが、明らかに不正を働いている者の不正を指摘することが明るく前向きではないというならそれは違うと思います。 出来合いのものを日本へ輸出するような簡単な仕事で解決できることなどは最初から問題すらではありません。単なる経営ごっこだと思います。本当に日本のためにデザイン思考を紹介したいのなら、「あのシリコンバレーの有名企業も」、「あのスタンフォードの」といったバズワードを並べて煽るのではなく、最初からシリコンバレー流のデザイン思考と他のデザイン思考とは何が違うのかを明確にした上で、講座を販売すべきです。講師は日本人でもいいはずなんです。わざわざ外人の講師を呼んで講義をさせるのは、デザイン思考を明確化したいというのとは逆向きの、雰囲気売りの魔術化です。システックも気づかないといけません。どの辺がシリコンバレー流なのか?英語でそれを知る意味は何か?と。「英語でエクセルを学ぼう」というのと変わらない、という時代はすぐにやってくるのですから。 >人を相手にせず天を相手にせよ これも言う相手を間違えると、人々が天を向いている水面下でやりたい放題するということが、起きます。
| お言葉を返すようですが | EMAIL | URL | 2018/05/20 04:14 PM | JRuz5hSw |
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