実に、せこい話で恐縮です。仮想通貨の紛失など、次世界の現象が出始めて、この先「法定通貨」がどうなるかの心配もありますが、今日のネタは、今の現実社会での吉報です。過日の小欄でも、「労働金庫カード」について書きましたが、待望のマイカードが届きました。中にあった説明書で、さらなるお宝の詳細が分かりました。
四国労働金庫の元木博幸取締役から聞いていたメリットは、ATMでの出金が、24時間365日いつでも無料と言うものでした。確認内容では、もちろんこれは正しいのですが、まず「出金」ですが、「入金」も無料となっています。次に、ろうきんのATMと、全国のコンビニ内のATMと聞いていましたが、「銀行」「イオン銀行」や「郵便局」のATMにも対応しているようです。
私は時間外での無料出金は、「郵便局ATM」をこれまで使っていましたが、逆に言えば「ろうきんカード」さえ持っていれば、郵便局もコンビニのATMも無料で使えるということになります。「無料」ですがこれにはカラクリがあって、システム自体の使用料は発生するのですが、「労働金庫」がこれを払うので、利用者は無料になるという仕組みです。
それらの背景を、ろうきんは働く仲間が作った福祉金融機関だからと説明しています。ろうきんは、労働組合や生活協同組合などのはたらく仲間が、お互いを助け合うためにつくった協同組合の金融機関です。また労働金庫法というルールに基づいて、営利を目的とせず公平かつ民主的に運営されています。
そしてろうきんは、生活者本位に考える金融機関です。働く人からお預かりした資金は、働く人たちの大切な共有財産として、はたらく仲間とその家族の生活を守り、より豊にするために役立てられています。ろうきんは、北は北海道から南は沖縄まで、632店舗あります。高松あたりには、「四国労働金庫」があります。
住宅ローンなどで「ろうきん」のお世話になることがありますが、その審査姿勢は、「貸すための審査」のように見えます。私たちも最後の砦は、「ろうきん」だと考えています。「ろうきんダイレクト」も、ついています。新しいものを知った喜びに、小さなものですが、浸っています。