平成29年度、一般社団法人香川宅建の高南支部2017年度最後の研修会が、1月27日(土)昼から、高知へ向けて移動するバスの中で、DVD勉強会等で行われました。高南支部の会勢ですが、高齢化と業務見直しの影響で、会員の数が減少気味です。景気の良い頃は、建築会社も宅建免許を取得するのが流行のようでした。
一番の悪影響は、高齢化です。これだけは、外からの努力では、どうすることも出来ません。とりわけ後継者のいない個人事業者は、「もう良いか」という人も徐々に散見されるようになってきました。もっともこの支部には、89歳現役の久保喜治さんも在籍しています。もちろん今日も参加されて、梅酒1杯で殿はご機嫌様でした。
バスの中では、「判例に見られる注意事項」の弁護士による解説等を観ました。弁護士の数が、4万人を超えたという報道がありました。ある人は、1.5万人が適正規模だと言います。弁護士の数か増えて、訴訟案件が増えていないとなると、先の「過払い金利の取り戻し」等のビッグ事件が一段落すると、次にはこれまで歯牙にもかけなかった「不動産事件」が、餌食にならないとも限りません。
ここは最終的に、「職業賠償責任保険」でカバーするしか方法はないと思います。幸いなことに公益社団法人香川県宅地建物取引業協会には、この保険が用意されています。会員の皆様へはお守りとして、契約されることをお薦めします。自らを守るしか、最終の解決策はないと思います。
さて今日の目玉は、昨年3月に開館した「高知県立高知城歴史博物館」の見学です。高知城のふもと、旧山内藩邸山翠園までの間にそれがあります。今年は明治維新からちょうど150年、その立役者になった山口容堂や坂本龍馬、吉田東洋から後藤象二郎や岩崎弥太郎等、沢山の主人公を抱える土佐藩。私自身も、「明治維新」を注視している一人です。
目玉の其の弐ですが、藤本武志元高知県宅建協会会長が経営する居酒屋「一本釣」での夕食です。高知の皿鉢料理ですが、これは剛毅でした。一瞬多いなと思いましたが、讃岐人は飲むのは高知人に明らかに負けますが、食べるのは人後に落ちることはありません。最後には追加の雑炊までおねだりして、これは藤本元会長のプレゼントでした。おごちそう様でした。