2018,01,03, Wednesday
第94回東京箱根間往復大学駅伝競走は、3日神奈川県箱根町から東京・大手町までの5区109.6㎞の復路競争が行われ、青学大が6区で逆転し、4年連続4回目の総合優勝を飾った。往路1位の東洋大に、私も期待をしたが、やはり青学大は強かった。それも、原監督の計算通りの結果になったと言うから、こちらも驚く。
学生3大駅伝と言われている、「出雲」と「全日本」と「箱根」だが、青学大は出雲2位、全日本3位であったのにもかかわらず、箱根駅伝を計算通りの戦略戦術で勝った。3つのレースで、1番アップダウンの多い箱根では、他のレースよりリスクが多い。青学大は、年間練習で、選手の強いところを完全に把握していたのか。 原監督夫妻が、選手と寮生活をしているのはよく知られていることだが、指導者としての一つのかたちだとは思うが、共同生活をしなければ勝てないとも思わない。しかし、彗星のごとく現れた原監督と青学大。昔の山梨学院大も突然現れたが、アフリカからの留学生が主力で、今の青学大とは少し違う気がする。 歴史のある中央大や順大、そして今年走ることもできなかった明治大や日大、東農大。各校の力が肉薄しているのは、素人の私でも感じる。また前日の「ニューイヤー駅伝」、社会人実業団競争も面白いが、やはり箱根駅伝は別格の感がある。 箱根駅伝では今年の青学大の4連覇をはじめ、6校が4連勝している。青学大の上には、5連勝の日体大と6連勝の中大がいる。不本意ながら、青学大の連勝は続くのだろうか。原監督が若いだけに、100回大会までに、どこまで連勝記録を続けるのか、むしろそちらの方が楽しみになってきた。 |