直子さんの7回忌が、坂出の実家で営まれた。遠縁にあたり、かみさんが所用のため私が替わってでた。「お兄ちゃん」と、私を慕ってくれていた実に可愛い子だった。親戚を褒めてもどうかと思うが、高松商の後輩で、政府系の金融機関に就職した秀才でもありました。夫の挨拶に、夫婦の絆を感じ、身につまされました。子どもがいないから、余計だ。
白血病で、闘病生活10年。7回忌だから、今から16年前のことで、夏目雅子さんや本田美奈子が引き合いに出された。今話題になっている競泳・池江璃花子(いけえりかこ)選手、白血病の発症を公表して闘病生活が始まっているが、直子は随分苦しかったようだ。
現代医学は、あれからIPS細胞(人工多能性幹細胞)の誕生とか、素晴らしい進歩を遂げているから、池江璃花子選手は治癒するだろうが、直子は帰らぬ人となり、もう6年になる。冥福を祈るところであります。併せて、旦那様の元気を何より願うモノであります。
豪華な食事を頂戴して帰るところですが、前日にもらった「四国水族館」の建設現場が近いので、見に行くことにしました。県内の水族館構想は確か3つあり、ここ宇多津町と仁尾町とが新設、すでに稼働している水族館として高松屋島水族館があります。ここの水族館は、高松市と日プラが共同で、規模を拡大すると聞いています。
正直3つもいるのかと思いますが、作り方によっては、雄大な瀬戸の多島美を取り込んだスケールの大きい全国規模の水族館になるやも知れない。とりあえず、宇多津町に建設中の「四国水族館」へ。資料にあったのですが、ゴールドタワーや結婚式場が多く集まるエリアです。流石学(さすが・まなぶ)氏が、株式会社四国水族館開発の代表取締役。その人の講演会資料が、手元にあります。
当社は、四国を代表する水族館の開設準備、運営マネージメントを目的に設立されました。「四国発の次世代水族館」のオープン、長期安定的な経営を目指した企業活動に取り組んでいます。水族館運営を通じて、パートナー企業や行政、地域の皆さまと共に、地域の活性化及び発展に貢献するほか、四国圏の観光振興、雇用創出による経済的貢献、社会教育施設として文化・学術的貢献を目指します。
「四国水景」を展示テーマにした「次世代水族館」、四方を海に囲まれ清流や湖沼など、四国ならではの水中世界をダイナミックに再現、時間帯や季節で変化する空間演出、四国各地の自然や地域文化とのつながり次世代に進化し続ける水族館が、2020年3月誕生します。
場所は、香川県綾歌郡宇多津町浜一番町、海岸沿いの「うたづ海ホタル」のとなり、「宇多津臨海公園」内、瀬戸大橋から新幹線が入ってきて、最寄り駅が「宇多津駅」となります。初年度来館者数120万人、ボトム70万人(開業18年目)、リニューアル工事(第3期、8期、12期)も予定し、良い立地に流石学氏というリーダーを迎え、高松にとっても強力なライバル出現です。