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2020,07,10, Friday
災害が続いている日本国内で、新型コロナウィルス感染症のＰＣＲ検査「陽性」者がまた一人、高松市内在住者から出た。暫く陽性患者が出ていなかったので、このまま第1波は収束するのかと淡い期待を大勢の県民が抱いていただろう。81日ぶりだと言うが、県内合計で29人目となった。都内では、243人のワースト新記録が出た。全国では、430人に及ぶ。
10日の夜遅く、私はこのニュースを知った。詳細はまだ分からないという報道でありましたが、11日(土)朝、浜田恵造香川県知事と大西秀人高松市長が記者会見をするという。県内にあっては豪雨災害も、九州や長野･岐阜ほど甚大ではなくて、ある意味「弘法大師に守られている土地」と安堵していた。県下においては、新型コロナウィルス感染が一番怖い。 県内では3月17日(火)に、初めて新型コロナウィルス感染症の患者が確認された。3月の患者は計2人だったが、4月に入って感染拡大が相次ぎ、市内の保育所ではクラスター(感染者集団)が発生、同14日には県独自の緊急事態宣言を発令した。そして4月だけの感染者は、計26人になった。4月までの感染者数合計28人は、いずれも入院したが、5月23日(土)までに全員が退院している。 県はこれまで、六つの感染症指定病院の感染病床24床を含む163床を確保。これとは別に無症状の患者101人を受け入れるホテルも確保している。このことからも、私はＰＣＲ検査を拡大するように訴えている。逃げていては、コロナが覆い被される。戦う勇気が、希望の窓口。新型コロナウィルス禍が尾を引いている中、梅雨の末期の豪雨、はたまたこれから襲いかかる台風禍。香川も心配が尽きない。 2020年という年は、日本のみならず、世界が揺れた年であったと記録されるだろう。しかしその現場は、まだ終わっていない。一番のイベントは、11月のアメリカ大統領選挙。トランプ大統領の再選なるか。その結果、米中経済戦争の行方は。さらに香港の現状を、西側諸国はどうするのか。このまま中国の暴挙を、許しておくのか。一番の当事者、イギリスはどうする。 最近、台湾に関する報道集を読んでいます。明日の小欄は、「台湾」について書いて見ます。いろいろなところで、中国の野望に対峙しています。中国も、習近平国家主席をトップに『共産党員』が統治しています。しかし中国13億人のうち、共産党員はその数1割です。1億人少しで、12億人足らずの大衆をコントロールしているわけです。その1億人の中の1割、1千万人が『わが世の春』を謳歌しているのです。 |