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全国旅行支援策スタート
新型コロナウィルス禍で打撃を受けた地域経済の再建を目指し、政府の観光振興策が11日始動した。全国規模の旅行割引は、2020年12月に停止した『観光支援事業「Go to travel」』以来となる。水際対策も大幅に緩和し、1日あたり5万人の入国者上限を廃止し、訪日観光客の個人ツアーも解禁した。入国制限は、ほぼコロナ禍前に戻った。ただしマスクの使用は、世界常識に逆らっても日本は頑なに着用している。

初日の11日は、ワクチン3回接種者にスポーツ観戦や音楽ライブなどの入場料を2割引きする『イベント割』も導入する。人の往来が活発化する中、経済回復と感染拡大防止のバランスがどうなるか心配は続く。それでももう、門戸を開くしかないだろう。外国人観光客待ちの地域も、国内に多く観られる。日本の資源の一つは、観光資源だろうから。

世界的に見ても、日本は観光資源が豊富だ。行きたい場所もさることながら、旅先で食べる地産品も、絶品だろう。若い頃の私は欧米に憧れてよく行ったが、昼食はかける昼食代が少ないせいか、ハンバーグやサンドイッチだけというのもあった。国内で例えれば、駅前の立ち食いそばか、うどんのイメージだ。日本では千円内でも、そこそこのものが食べられる。旅先では、『食べる』楽しみは、非常に多い。しかし独創性は、さほど感じない。

今回の推進策は、インバウンド(訪日外国人客)需要の喚起だが、少し遅れて日本人の国内旅行のつながりも増えてくる。日本人は外国人や、一部日本人が動き出したから、自分らも行ってみるかと心が動く。また働き方改革の影響も大きい。働く時間を減して、休日・休暇を増やせと国が言う。弊社の総務も真面目だから、「早く帰れ」の大合唱。こうなると、多少(一泊二日程度)の旅行プランも視野に入ってくる。

国の政策が始まり、地方自治体独自のプラスも加味したら、一気に旅行環境が醸成され、受け入れ側も大慌ての舞台裏が透けて見える。これまで閑口鳥が泣いていたところに、大勢のお客様が来店する。働く人が足りないという。稲盛和夫塾長は『誰にも負けない努力』を言う。要するに、一生懸命働けということ。始発で出社し、終電で帰ると言うから長時間労働を強いていることは間違いない。

今はどうだろう、短時間労働となると、質で高付加価値を付けるしかない。この視点で旅館やホテルでの労働を眺めてみると、まさに矛盾だらけの現場だと言わざるを得ない。ホテルの変化は、個室のバストイレもトイレは仕方ないとしても、バス(風呂)は大型化して個室のバスは使わせないように仕向けている。こうなると掃除の範囲が激減する。面積より、労働量が減る。狭いところの掃除は、疲れる。

であるならば、例えば温泉宿の大浴場の掃除をどうするか。過去にあったスキー宿と同じように、宿泊客に掃除をやって貰うというのも一策だ。時間的余裕がある客層から、労働者に時間給で変身してもらい、この人らに週単位月単位に滞在してもらう。問題は食べるモノだろう。昨今の高級宿の食事は、一週間、一ヶ月単位で構成されている。食材の無駄をなくする観点からは良く考えられたシステムだが、連泊客にはつまんない食事となる。

その地の独特の安い食材で、美味しいモノを作る発想と努力。これにはその温泉地とかその地の同業者で協業化し、アイデアを交換してみるのも手かなと思います。今の観光は、こと観光として楽しめる観光地が喜ばれる。この追い風に上手く乗るのは、何事もまず考えることではないだろうか。


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| 社長日記 | 09:03 AM | comments (0) | trackback (0) |
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