2022,09,23, Friday
手前ごとで申し訳ありませんが、9月10日(土)に叙勲の祝賀会を開催しました。ご臨席いただいた方にはお礼を申し、お呼びできなかった方へはお詫びを申し上げます。その参加者の中に、樋口高良氏がいらっしゃいました。昭和29年高松商卒業、つまり高校の大先輩であります。樋口氏も、今春叙勲の栄に浴し、旭日単光章を頂いています。
その樋口さんは、叙勲の祝賀会に合わせて『旭日単光章を受賞して感謝感謝です』という印刷物を作って、私にまで贈って下さいました。A4版92ページの力作であります。その多くに写真を使って構成しており、『俄(にわか)造りのミニアルバム』と称していますが、なかなかのモノです。本格的印刷製本された、社史のような出来映え。7月16日(土)の祝賀会開催に間に合わせて、お作りになったモノのようです。 それに私も触発されて、『70年ビデオ・わが人生1勝1敗1分』を作ったほどでした。その樋口高良氏は、86歳の今日まで御尊父・樋口佐一氏(勲五等双光旭日章)の『㈱太洋木材市場』の後継者として、業界のパイオニアとして、また太洋ボウルの創業者として、はたまた対岸岡山の『サントピア岡山総社』を経営するなど、高松商工会議所が一押しする業績を挙げています。 ここまででも、優れている御仁であることは間違いないのですが、写真のような私の受章記念祝賀会にも、ミニアルバムを作って、贈って下さいました。まるで私が作った如く、手の内をすべて盛り込んだ素晴らしいモノであります。A4版22ページでありますが、どのようにして作ったか分かるように、『原版』まで添えて頂きました。 樋口さんは舞台に向って前列左に座し、カメラを持って盛んに移動していました。加世田和美(K-2Pro)カメラマンについて、各テーブル周りもしていました。私も舞台から、「良く動くな」と気がついていました。それでいて後日これが送られてきたら、すべてがつながりました。ある程度製作を意識して、つまり出来上がりを想定して行動していたことになります。 自分で撮影した写真をプリントし切って貼って並べて、A3カラーコピーし、ホッチキスで真ん中を綴じています。極めつけは、裏表紙の片隅に、経営している『宿泊・会議・研修・結婚式・スポーツ・レジャー』施設である『サントピア岡山総社』のPRをさりげなく入れて、広報誌扱いにしています。こうすることで安く仕上がり、なおかつ個人負担はなく、私に心配するなと言わんばかりです。 これには私も感心しきり。人を驚かせ楽しませ、はたまた喜ばれることをするのが経営者の才覚であり、務めであります。さっそく来賓挨拶の千振和雄(京都)氏にご覧に入れました。千振さんらしく、「わしの名前とアパマンの川森敬史(けいじ)氏の表示が間違っている」と指摘されていましたが、それ以上に感心されていました。 今の時代何が何でもデジタルという場面と、このようにアナログとデジタルをつなぐ方法もあるのかなと、気づかされた私でした。ありがとうございます。手前味噌のネタで、申し訳ありません。YouTubeも第115回から、再開しています。稲盛和夫塾長や高商紫雲会総会のことを、簡単に紹介しています。 ここからYouTube |