2022,09,15, Thursday
15日(木)夕、喜代美山荘花樹海で『香川胆識の会』の特別例会が開催されました。先月90歳で亡くなった稲盛和夫塾長追悼の、特別例会。盛和塾香川を立ち上げた平田喜一郎氏、それに続いた代表世話人山地真人氏、2012(平成24)年の世界大会で発表した十河孝男氏が、稲盛和夫塾長からの教えを語ります。
盛和塾は、1983(昭和58)年7月18日京都で25名の『盛友塾生』を集めて開塾しています。この時稲盛和夫塾長は51歳でした。この年は、松野不動産株式会社が誕生した年でもあり、私の一方的な想いですが、ご縁を感じるところです。もっと顕著な出来事は、4月に千葉県浦安市に『東京ディズニーランド』がオープンし、国債発行残高が100兆円の大台を突破し、日経平均株価は8,900円でした。 翌1984(昭和59)年4月、私財200億円を投入し、財団法人稲盛財団設立。京都賞の贈呈が、三部門で行われることになります。6月には京セラなど24社で『第二電電㈱』設立を正式決定。稲盛和夫塾長にとっても、公私にわたりいろいろなことが始まった頃であります。そして翌1985(昭和60)年11月には、第1回京都賞式典『京都ウィーク』が始まります。 盛和塾は1989(平成元)年4月、盛友塾が盛和塾に改名し、盛和塾京都が正式に発足。大阪塾塾長例会が14日に全日空シェラトンで開催され、全国2番目の盛和塾として誕生し、全国展開が始まりました。2012年ですが国内54塾、海外10塾の計64塾。塾生は7千人にまで拡大しました。この後も中国で、塾生が広がっています。2019年12月の解散時は、1万5千人ほどの塾生になっていたと記憶しています。 私は開塾から24年後の2007年5月21日に、十河孝男氏の推薦で、平田喜一郎氏の面接後入塾を許されました。1991(平成3)年9月に盛和塾香川が誕生してから、16年後になります。この間盛和塾香川の活躍は目や耳にしていましたが、私如きが入塾を許されるとも思えず尻込みしていましたが、75歳になる稲盛和夫塾長の肉声を聞く機会は今しかないと意を決して押しかけ入塾しました。入塾式もここ喜代美山荘花樹海でした。花樹海のオーナー三矢昌洋さんも塾生です。 そのため全国の塾長例会へ出掛けて、塾長の生の声を聞いて、意を強くして元気をもらって帰って、次の塾長例会まで仕事に頑張りました。3氏の話の詳細は省略しますが、塾生はみな異口同音に、稲盛和夫塾長がいなかったら今の私も、会社もなかったと言います。私も同じです。あらためて、ご冥福をお祈りします。 |