四国新聞に取り上げられていた、標題の古本まつりに出掛けてみました。新聞で紹介されただけあって、11時からの予約閲覧には、30分ごとの入替と書かれているが、20人ぐらいはいるようだ。記事には、日本文学や世界美術などの全集をはじめ、医学やコンピューターなどの専門書・・・とあったので、管理工学社日本語リレーショナルデーターベース『桐』の古本がないかと期待して出掛けた。
目的の達成は出来なかったモノの、1人5冊まで無料というので、浅田次郎氏の『蒼穹の昴上下』と『王妃の館上下』、残り1冊は『鉄道員ぽっぽや』を頂戴しました。11日までと書かれていますが、当然早いほうが品数豊富で、問合せ予約087-879-0717へ電話して下さい。また古本を、台車で持ち込む市民もいました。
ところで私の興味は、高松市香南歴史民俗郷土館という会場にもありました。香南町の綾田医院の近くで、お城の形状をした建物です。近くを通りながらも何だか入りにくくて、機会があれば中を見てみたいと考えていました。その建物が、古本まつりの会場だというのも、何かの縁でラッキーです。
その昔は南北朝時代(1300年代)のこと、京都から讃岐に渡ってきた由佐秀助という武将がおりました。足利尊氏に属して功績をあげ、この地を賜りここに由佐城を築城しました。この郷土館は、その居城跡に城の土塁といわれるモノや、古い屋敷の庭石、樹木の一部を大切に活かして庭を造り城をかたどって創られた郷土館です、とパンフレットに書かれています。
高松市香南歴史民俗郷土館は、平成10年5月3日に旧香南町の資料館として開館しています。推測ですが、高松市に合併する際の『合併交付金』で歴史に残したモノではないか。もうすでに建設から10年以上経過していますが、イベントをしないと新しい来館者は増えないのではないでしょうか。私みたいな、物好きはイベントで動きます。
併設する郷土館までは見る時間が無かったのですが、事務所前に掲げてあった高松空港の開港前後の写真がありました。以下に紹介します。