高松栗林ライオンズクラブは1962年の結成から今年で60年、ライオンズクラブはアメリカ発祥で、7月から新年度が始まります。それで、来年6月までが60周年となります。その冠を付けたアクティビティーが、昨年から始まり今年の『第二回ピアノチャレンジ』となりました。それが今日、高松3町ドーム下広場で、YAMAHAの共催として行われました。
演奏は事前にエントリーシートを提出したジュニア中心ですが、飛び入りも歓迎、10時からのオープン時は演奏者も少なく、大西秀人高松市長が飛び入りで演奏して帰るなど、恵まれた幸運に守られて、最後15:30からの上野慶子先生らのMini Concertで無事閉幕しました。最後は、予想以上に盛り上がりましたね。ピアノ上野慶子、ウッドベース伊澤常彦、パーカッション合田佳織の三人組。三人は、初めてのユニットで、今日のために練習したそうです。
昨年からの変更点は、まず演奏場所が丸亀町商店街の百十四銀行高松支店前から、このドーム下へ移動しました。商店街アーケード沿いでは、ここが一番のメインステージです。プラスに交差していて、通行人は多い。もう一つの変更は、今年はYAMAHA提供のグランドピアノですが、昨年は電子ピアノでした。やはりこの場での演奏は、グランドピアノが絵的に似合います。
私は音楽、とりわけピアノのことは分かりません。横へ離れて聞くと音の広がりはそんなに大きくはありませんが、上へ上がって聞くと、上へはかなり大きな音で聞こえてきます。電子ピアノは移動と設営が楽で、お手軽観がありましたが、グランドピアノはそのマイナスを差し引いても余りあるモノでした。
今年は周年ですから特別予算がありますが、通年の来年はどうするか、早くも来年への構想が語られ始めました。ライオンズクラブのアクティビティー(奉仕活動)は、執行部が1年交代ですから単年度アクティビティーが基本です。しかし外からアクティビティーを見ると、組織がどうかそんなの関係ない。やはり良いモノは、継続すべきでしょう。
アクティビティーと言えば、高松栗林ライオンズクラブが1988(昭和63)年に、高松市民に提唱して始まった『高松冬のまつり』は30年継続アクティビティーとして市民に愛されてきました。このアクティビティーは、クラブ会長などの執行部がどうだか、どこのライオンズがやっているかなど、する側とみる側の視点に大きな違いがあります。やはり良いモノは、ながく続ける勇気と努力が求められると思います。