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リスキリング(学び直し)は今の流行言葉
岸田文雄首相が、人への教育投資として具体的に『リスキリング(学び直し)』という横文字を言い出した。当時安倍晋三元首相が、『アベノミクス』を言い始めた頃を思い出す。リスキリングとは、私なりに解釈してみたら、『り』は『R』で再びという『再』だと思う。『スキリング』は、『スキル』の進行形ではないか。学び続けるという意味だろうか。

スキル(英語: skill)とは通常、教養や訓練を通して獲得した能力のことである。日本語では技能と呼ばれることもある。生まれ持った才能に技術をプラスして磨きあげたもの、たとえば音楽家の作曲能力なども含むとされている。スキルを高めるとは、能力をアップする訓練・努力だと私は解釈しています。しかしこれが日常出来ているかと言えば、心許ない。資格にあぐらをかいている私も、そこに座っている。

このことは、今さら岸田文雄首相が言うことではないようにも思えるのですが、政府が掲げる重大な新政策とするなら、もう『スキルアップ』を考えていない若者は、この先『必要十分条件の環境』では働くことが出来ないように危惧します。高度経済成長の波に乗った昭和40~50年位から、若者の目指す就職先は、良い高校へ行き、有名大学に進学し、優良企業に就職することだったと思う。

私も団塊世代の次の世代だから、このエリートコースが最良とされていた。その中で私のような、卒業後ただちに家業を継ぐ選択をする学生は少なかった。それでも自由業であるお陰で、70歳を過ぎても従業員と喧々囂々やりながら、まだ昔の机にしがみついている。そう長くはないが、今日の処はこれで日が暮れた。

昨今のIT(情報技術)中心の仕事を見ていると、産業は1次も2次も3次さえも、IT(情報技術)なしではこなしていけない。特に労働時間の短縮が叫ばれて、働く時間は確実に短くなっている。それでいて、収入を維持拡大するには、密度を濃くするしかないのは自明。特にデスクワークでは、リモート操作も視野に入れて、コンピュータを使いこなすことが求められる。

デジタル化などの社会の変化で、仕事を失った人へのセーフティネットという面だけでなく、生産性の向上や成長分野への労働移動を促して、持続的な賃上げにつながる効果が見込める。企業がデジタル技術で業務を効率化するDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、専門人材の争奪が激しくなっている。奪い合って足りないから、育てようとしているように見える。

そもそもは世界経済フォーラム(WEF)が、2020年の年次総会(ダボス会議)で、「30年までに全世界の10億人をリスキリング(学び直し)する」と宣言したことで注目が高まった。三菱総合研究所はデジタル化に伴う人材需要の変化で、雇用のミスマッチが30年に450万人にのぼると試算している。

結論じみたことを言うのだが、幾つになっても学び続ける毎日を、今の時代は求めている。働く現場だけでなく、家庭内においても同じことが言えそうだ。スマートフォン(スマホ)の使い方が分からないと愚痴る間があれば、若い人に交じって勉強せんか。これは誰言うでなく、自答であります。


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| 社長日記 | 07:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
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