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連日稲盛和夫塾長関連でゴメンなさい『中国よ、覇道を歩むな』
10月7日(金)の地元紙四国新聞に『中国よ、覇道を歩むな』という大見出しの記事が掲載されています。特集ともシリーズとも何とも書かれていないので、単載記事だとは思いますが、日中国交正常化から50年を迎え、日中関係は台湾情勢などを巡り再び緊張が高まっている。両国の政治家には、相互信頼を重視する稲盛哲学を、外交にも生かす知恵が求められそうだ。そこで参考になるか、稲盛哲学。

8月に死去した京セラ創業者の稲盛和夫氏は、中国でも『経営の神様』と呼ばれ、塾生も解散時日本人の倍いた。現地の名だたる企業家から、尊敬を集めた。先進的な経営手法と中国の伝統思想を融合した独自の哲学が共感を呼び、学びの輪は死後も広がり続けている。その影響力は中国政府中枢にも及び、18年前の中国共産党幹部に向けた講演では、軍事大国化で他国を脅かす『覇道』を歩まぬよう警鐘を鳴らしていたのだが。

「われわれ日本人は、千年前から中国の賢人の教えを学んできた。自分が企業経営の中で得た経験を、今度は中国の経営者に伝えたい」と稲盛和夫塾長は、稲盛の著書の翻訳を手がける曹岫雲氏にこう思いを語り、中国で経営哲学を普及させるための新会社を設立した。日中が国交を正常化した1972(昭和47)年当時、中国は建国の指導者・毛沢東国家主席の下で計画経済を実施しており、自由な経済活動は許されていなかった。

78年の鄧小平の改革開放政策を経て、市場経済に舵を切ると民間企業が続々と誕生。解放された豊かさへの欲望は成長の原動力となる一方、利益のために手段を選ばない拝金主義や腐敗も横行した。「巨大な富を得ても心に空虚さを抱えていた経営者たちは、物心両面の幸福を説く稲盛哲学に出会い、目から鱗が落ちる思いをした」と曹岫雲氏は語る。

04年4月、北京市の中国共産党中央党校で、稲盛氏は「伸びゆく中国のリーダーの方々へ」と題した講演を行った。稲盛氏は中国の革命家『孫文』が1924(大正13)年に神戸で講演し、日本は西洋の覇道の番犬になるのか東洋の王道を守るのかと問い、軍国主義化を牽制した発言を紹介した。

忠告を無視して戦争に突き進んだ日本の失敗を踏まえ、「近い将来、経済大国となり、強大な軍事力も身につける中国には、ぜひ覇権主義に陥ることなく、王道による国家運営を行って頂きたい」と訴えた。その日の夜、曽慶紅国家副主席(当時)は稲盛氏と面談し「中国は決して覇権の道をとらず、王道を歩んでいくつもりだ。日本の国民にそう伝えて欲しい」と明確に語ったという。

にもかかわらず今の中国は、一帯一路という覇権を目指した政策を全世界的に展開している。中華思想はそもそも中国が一番で、自らが最高位、それ以外は2流3流という思想で、相容れる余地はない。物心両面の幸福を説く京セラフィロソフィを取り入れても、自ら共栄を考えない中国に私は共感できず、塾長追っかけも、中国へはほとんど行かなかった。


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| 社長日記 | 08:32 AM | comments (0) | trackback (0) |
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