令和4年春の叙勲で『旭日小綬章』の栄誉に浴した石井淑雄氏の祝賀会が、16日(土)坂出グランドホテル・ルクソールにおいて、11時から開催されました。発起人は、坂出商工会議所会頭・三谷朋幹氏、四国商工会議所連合会会長・オイスカ四国支部会長・泉雅文氏、ライオンズクラブ国際協会地区名誉顧問・山地章靖氏、オイスカ四国支部坂出推進協議会会長・森崎敏彦氏、坂出白峰ライオンズクラブ会長・野角豊弘氏の5人。
石井淑雄氏の功績は色々あるのですが、受章は坂出商工会議所の役員を長く務め、会頭として6年間、坂出市の商業工業の発展に尽くした功労によるものです。しかし彼の幅広い人脈は、ライオンズクラブ国際協会にまで及び、平成20年7月からは四国地区ガバナーL山地章靖の幹事として、中四国、はたまた国内ライオンズクラブ界の重鎮として名を馳せています。
また「75歳絶好調」として、2年後には四国地区ガバナーとして再び坂出の地にキャビネットを持って来ます。ライオンズクラブは失礼ながら、どんなに小さな町でもガバナーを排出した市町村で地区年次大会を開催します。坂出キャビネットも、坂出市内で年次大会を開催し、宿泊や飲食等で町は潤います。16年ぶりの晴れの舞台が、またここ坂出にやって来ます。
さらに、公益財団法人オイスカ四国支部活動にも深く関与されています。ライオンズクラブ国際協会や本部を日本に置き、現在36の国と地域に組織を持つ国際NGOのオイスカは、幾ら努力をしても日本の叙勲制度にはなじまず、あくまでも副業(失礼)としての活躍になりますが、それがその人の人間としての幅・器になっています。それだけ本日の参列者は、多岐に渡り150人を越えています。会場超満員です。
受章者謝辞では、『内助の功』を石井淑雄氏は口にされていました。この舞台では、大勢の受章者が何らかの形で配偶者へ感謝と詫びを伝えています。私も何人かの謝辞を聞いていますが、ここで日本古来の言い回し『愚妻』を使った人の弁は聞いたことがありません。自然と奥さんへの感謝の言葉となるようです。こんな機会を『国家的表彰・叙勲』は、演出してくれているのでしょうね。
やはり長い歴史と伝統に培われた『叙勲』、それによって行われる記念祝賀会でした。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、皇居での拝受は叶わなかったのですが、石井淑雄様、おめでとうございます。今後を期待し、見ていますよ。良き先輩でいて下さい。