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フランチャイズ学習塾のあれこれ
TELアポの後数日して、ある学習塾の営業マンが来社。当初空いている店舗をあるならば、学習塾にしませんかいうアポイントメントでしたが、私自身は空き店舗を所有していませんが、空き店舗は数多くあります。何か、ヒントをもらえないかと思いあってみました。しかし営業マンの話は、既に開塾の場所は高松市内の某所に決まっているので、そこの出資者を募っているという話でした。

そもそも学習塾の歴史は古く、私の学童時代にもありました。その時代は、先生一人に10人程度の生徒が集まるというスタイルでした。時代が流れて、今の主流は「少人数制指導教室型」と「完全個別指導教室型」だと言います。家庭教師の人気は、今はむかし廃れているとか。赤の他人を自宅に入れることに、まず抵抗があるようです。

家庭教師もスペシャルとなると私は別格だと思いますが、いずれにしてもフランチャイズ組織が勃興しています。ちなみに弊社近くにスーパーマーケットマルナカ仏生山店がありますが、付近に「個別教室のトライ」、「仏生山学舎」、「総合学習塾エフォート」、「個別指導スクールIE」があります。送り迎えのこともあって、このような立地になるようです。

「個別指導スクールIE」は、盛和塾徳島の塾生が経営者のようです。フランチャイズ学習塾では、資本と経営が完全分離です。資本家は開業資金を出して、生徒数に応じた月間利益を得る仕組みです。ここでのポイントは、教室長つまり店長の善し悪し。これはどの業種にも当てはまることですが、学習塾は特にそれが重きをしめるようです。

雑談の中にあった学習塾特有の特徴は、首都圏にあっては一家庭の平均塾費は、45,000円、関西圏では30,000円で、地方でもこれが半額になることはないとのこと。この混沌とした時代でも、教育費は大きなウェートを占めるようです。教育費でも中身は「習い事」から始まり、男子は水泳、女子はピアノがスタートだと言います。

それが長じて、水泳で世界が獲れるか、ピアノで飯が食えるかとなり、自ずと学習塾へと向かうようです。従ってターゲットは、自宅から1~2㎞内の7歳から15歳(18歳もある)までの男女となり、「完全個別指導教室型」(3人の生徒に対して指導者1名)で、生徒週2回で50名ほどが損益分岐点のようです。市場調査も、それを物語っています。

また面白いことにこの指導者は、優れた能力を持つ人より、熱意に溢れている人が適任だとか。あまり賢い人だと、「生徒の分からない」が理解できないそうです。そんなの当たり前だろうと言っても、分からない子には酷です。会社も組織も、同じことが言えるのでしょうね。根気よくくり返しくり返し、稲盛和夫塾長のように、相手が理解するまで言い続ける。同じ様な原理原則を、営業マンから伺いました。


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| 社長日記 | 08:54 AM | comments (0) | trackback (0) |
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