2019,08,02, Friday
今日の高松商は、11時半から甲子園練習に取り組んだ。練習時間はこれまでの30分から、20分に短縮されている。たった20分で何が分かるかと心配するのだが、選手らは文句を言わず与えられた時間をフル活用して、それぞれの役目を果たしている。素人目にも心配するのは、外野守備だろう。甲子園球場は、センターを中心に肩が張っている。
このところ甲子園大会が近づくにつれ、投手の投球制限の声が高まっている。確かに一人の投手が、県大会から黙々と800球以上を投げる。監督もチームも、エースと玉砕するという勢いで、試合に臨む。最近の金属バットでは、バッター有利は否めない。かといって、木製バットに戻す訳にもいくまい。 香川県高野連はその当たりを考慮し、準決勝戦や決勝戦前後に休みを入れた日程を組んだ。当初は雨が多くて、休みの予定も狂いはしたが、それでもこの配慮は「野球王国復活」の一里塚と、「見える化」が成功したと思う。そんな中で高松商は、エース香川卓摩投手を温存し、右腕中塚公晴投手と松田光稀投手(2年)を上手く使って勝ち上がった。 甲子園での、終盤の試合を予想しているものと考えられるが、高校生のすること、初戦敗退も、決勝戦進出もあり得る。恐らく初戦は香川卓摩投手の先発だと思うが、明日3日の組み合わせ抽選会次第だと思う。プロ注目の奥川投手を擁する星稜(石川)や、今春のセンバツ大会で準優勝した習志野(千葉)などと当たると、大変だ。 明日3日は、先にも触れたように大阪市フェスティバルホールで49代表校が参加して、組み合わせ抽選会が行われます。ここでは1~3回戦の組み合わせを決定する。それ以上の準々決勝、準決勝の組み合わせ抽選は、グランドで進出チームの主将が各試合直後にクジを引いて決定する。いよいよ、第101回全国高校野球選手権大会が始まる。 |