2022,10,30, Sunday
高松栗林ライオンズクラブは1962年の結成から今年で60年、ライオンズクラブはアメリカ発祥で、7月から新年度が始まります。それで、来年6月までが60周年となります。その冠を付けたアクティビティーが、昨年から始まり今年の『第二回ピアノチャレンジ』となりました。それが今日、高松3町ドーム下広場で、YAMAHAの共催として行われました。
演奏は事前にエントリーシートを提出したジュニア中心ですが、飛び入りも歓迎、10時からのオープン時は演奏者も少なく、大西秀人高松市長が飛び入りで演奏して帰るなど、恵まれた幸運に守られて、最後15:30からの上野慶子先生らのMini Concertで無事閉幕しました。最後は、予想以上に盛り上がりましたね。ピアノ上野慶子、ウッドベース伊澤常彦、パーカッション合田佳織の三人組。三人は、初めてのユニットで、今日のために練習したそうです。 昨年からの変更点は、まず演奏場所が丸亀町商店街の百十四銀行高松支店前から、このドーム下へ移動しました。商店街アーケード沿いでは、ここが一番のメインステージです。プラスに交差していて、通行人は多い。もう一つの変更は、今年はYAMAHA提供のグランドピアノですが、昨年は電子ピアノでした。やはりこの場での演奏は、グランドピアノが絵的に似合います。 私は音楽、とりわけピアノのことは分かりません。横へ離れて聞くと音の広がりはそんなに大きくはありませんが、上へ上がって聞くと、上へはかなり大きな音で聞こえてきます。電子ピアノは移動と設営が楽で、お手軽観がありましたが、グランドピアノはそのマイナスを差し引いても余りあるモノでした。 今年は周年ですから特別予算がありますが、通年の来年はどうするか、早くも来年への構想が語られ始めました。ライオンズクラブのアクティビティー(奉仕活動)は、執行部が1年交代ですから単年度アクティビティーが基本です。しかし外からアクティビティーを見ると、組織がどうかそんなの関係ない。やはり良いモノは、継続すべきでしょう。 アクティビティーと言えば、高松栗林ライオンズクラブが1988(昭和63)年に、高松市民に提唱して始まった『高松冬のまつり』は30年継続アクティビティーとして市民に愛されてきました。このアクティビティーは、クラブ会長などの執行部がどうだか、どこのライオンズがやっているかなど、する側とみる側の視点に大きな違いがあります。やはり良いモノは、ながく続ける勇気と努力が求められると思います。 |
2022,10,29, Saturday
来春の第95回選抜高校野球大会の重要な選考資料となる秋季四国地区高校野球大会が29日、香川県下の2球場で始まった。大会には、四国4県から12校が出場。大会は延べ4日間の日程で、1回戦と準々決勝はレグザムBP丸亀とレグザムスタジアム(高松)の2球場で、11月5日の準決勝からは会場を一本化して、レグザムスタジアムで行われる。一般の観戦可、大人600円。
29日は、レグザムスタジアムで第一試合、高知対尽誠学園は7-2で高知の勝ち。第2試合、鳴門渦潮対宇和島東は5-6で宇和島東が勝利。レグザムBP丸亀の第一試合の済美対高知中央は6-5で済美。高松商対徳島商は9-1で高松商が7回コールド勝ちしました。高松商は明日30日、明徳義塾(高知1位)と対戦します。愛媛は、2校が勝ち残り、3校が上へいきます。 さて高松商ですが、『堅実な守備から流れをつかむ』として試合に臨み、長尾健司監督の構想通り、先発の大室亮満投手が6回を1失点で抑え、打線は7回までですが9安打9得点。投打がかみ合い、まずは1勝で明日の明徳義塾(レグザムBP丸亀13:30開始)が楽しみだ。高松商7回から佐藤晋平右腕が登板し、下位打線の3人を簡単に切って獲った。 今日の高松商は、大勝と総括しても良いだろう。打線では三番久保慶太郎選手が2打数2安打3打点。2つの四球を含め、全打席で出塁。頼もしい3番ですが、反面4番は1年生村山由空選手で、大抜擢でしたが4打数無安打、結果は出ませんでしたが、当たりは鋭いモノがありました。選手監督の冒険ですが、良いですね。もう一人、6番サード橫井亮太選手は3打数2安打2得点。主将として、打つことでチームをまとめています。 さて明日の明徳義塾戦、どこまで僅差で終盤を迎えられるか。大室亮満投手は、打たれるが失点が少ない。そうそう四死球も少ないですね。徳島商5回の攻撃1アウト後、7番森投手に3-2からセンター前被安打。6回も先頭1番打者も3-2からライト前安打。四死球より被安打が、良いように思います。頑張って下さい。 明日7時から西日本放送テレビで、長尾健司監督の特番があります。こちらも楽しみです。 |
2022,10,28, Friday
27日私が小豆島へ行っている時に、西川宗久(土地家屋調査士・西川勝秀氏のご子息)氏から架電。本日17時のアポとなった。来社されて開口一番、「明日用紙にまとめたイベントを企画しているので参加願いたい」。見ると『公益社団法人高松青年会議所』主催で、『第3回チャレンジユニバ-シティ高松』を仏生山町周辺で行うという内容。彼は同会の会員研修委員長らしい。
チャレンジユニバーシティ事業とは、若者の成長と地域の発展という2つの目的を達成するため、まちの課題に若者が挑戦するというワークショップ(体験型講座)型の事業です。若者育成のために地域で連携することを通じて、新たな関係性を作ることができ、地域の発展に繋げることが出来ます。地元企業、大学、地方公共団体の皆様と連係を図り、今後のまちづくりに向けた新たな起点としたいと西川さんは意気こんでいる。 大学生10名ほどが、仏生山町内やその周辺を自転車や徒歩で徘徊し、そこで見たもの感じたモノを題材に、ディスカッションすることのようだ。明日29日(土)は9時に、コトデン仏生山駅近くにこの春完成した仏生山総合センター『ふらっと仏生山』へ集合し、座学の講義から始めるようであります。昼食は、一応用意するそうだが出掛けたところで食べて、領収書持参で清算される。町内にはうどん屋も多い。 一汗かいたら『仏生山温泉』のぬるめのお湯に浸かり、『仏生山の森』内にある仏生山ファームでバーベーキュ。夜は仏生山駅前のはまたに旅館(民泊)で宿泊という予定らしい。当初完成が期待されていたお成り街道沿いの民泊施設は、建築材料費高騰のため工事が遅れて、明日の宿泊は完成前でダメになったとか。旧藤沢医院跡であります。 私もこのような若者対象のまちづくりイベントには、興味がありますが、今日の明日はどうしても外せぬ先約があり、残念ながら叶いません。私が学んだまちづくりでは、その主人公は①『馬鹿者』=その地に住みながら常識外れの発想の持ち主、②『若者』=文字通り若い人③『よそ者』=移住者など外からこの地に来たものが、この地の良さを見抜くことから、まちづくりカルテットと呼ばれると聞いた。 いずれにしてもその対象地に、仏生山町及びその周辺地域が選ばれるというのは、嬉しい悲鳴だ。その中心にある龍雲中学校は、四国一番のマンモス校になっている。高松市制の中央部(中心部ではない)にあり、高松の住宅地として宅地開発が進み、モダンな家が数多く林立している住宅街となっています。 先ほど登場した仏生山の森仏生山ファームは、高松市民病院『みんなの病院』近くに出来た、新しいオアシス群。今ブームの三豊市『父母ヶ浜』が、旧高瀬町観光協会職員・石井紫(ゆかり)さんの発案で出来てまだ数年。今大変な見物客が、この地を目指して押しかけています。シーズは、どこにでも落ちています。 |
2022,10,27, Thursday
このところ『瀬戸内国際芸術祭2022』の秋会期へ、駆け込み気味に見学に行っています。今日は女性委員会が主催と言うことで、県内で宅建業に携わる女性陣が大集結。ほとんどが経営者です。男性会員も含めて、総数72名、バス2台で県の東西から高松港へ集結しています。県内の東西からスタートしたバスは、高松港で結集し、9:30の小豆島池田港向けフェリーに乗り込みます。
私ども高南支部7名は、1号車に乗車します。このバスは、西讃の観音寺市6:50出発で、高松港へ到着しています。ここから高松組が乗車し、フェリーへ乗り込みます。60分で池田港へ入港、『金両醤の郷』駐車場で下車し、『ジョルジュ・ギャラリー』へ入館。古民家を改良し、フランスの建築家・ジョルジュの作品を展示しています。展示とは言いながら、勝手に見てくれと言わんばかりのしつらえ。 小豆島の瀬戸芸作品の中でも、秀逸の一つです。前回も沢山の人を集めました。今年は裏手の建物も使って、「美術館も始めた」と館長・石井純(小豆島アートプロジェクト代表)は鼻高です。この建物は祖父母が生活していた空間で、相続人の石井氏が神戸在住で会期中は館長として説明役をかってでています。ここは500円、裏の『醤の郷現代美術館』は入館料1500円、石井氏の収蔵品が展示されています。 昼食後は『小豆島オリーブ公園』へ、ここが追加されてスケジュールがタイトになっています。公園内ではオリーブの収穫が、手摘みで行われています。オリーブの実は、緑から赤そして黒色になりますが、いずれも悪戯に摘み取り食べてみたら、一生忘れられない苦みを味わうことができます。とんでもないニガ味です、念のために。食用は、この苦みを抜いたものが販売されています。 私は館内の、『オリーブ100年の記録』ビデオを見ました。明治維新以降の草創期にオリーブはフランスから輸入されました。紆余曲折を経ながら、昭和初期に再度栽培が試みられ『鹿児島・香川・三重』に大量の苗木が植えられました。その中で香川の小豆島だけが、大量生産に成功します。しかし日本のオリーブの木だけが罹患する『オリーブ木穴あき病』との戦いは、本場ヨーロッパにもない奇病でした。 そのあたりの苦労話を、元県立オリーブ農場長『笠井宣弘(のぶひろ)』氏が熱く語っています。同級生の御尊父で、私も会話したことが何度かあります。懐かしく、語りに見入ってしまいました。また誠耕園井上智博さんも、この中に登場しています。いずれ劣らぬ『オリーブ愛』を語っています。 つぎに、『三都半島の芸術作品』を見て回りました。面白いですね。フェリーでは三木中学校の生徒さん、作品の周りでも高校生が沢山来ていました。若い人に観てもらうのは、実に良いことです。今日も天候に恵まれ、晴れの国さぬきの芸術祭を堪能しました。 |